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外部発表関連FAQ

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当研究室における外部発表(学内の学位論文に関するものとは別の研究発表)に関するFAQです。基本的な考え方についてはこことかこことかをご覧ください。

学会参加/論文発表しないと卒業/修了できないのですか。

学内的にも学生の学会参加/論文発表頻度は高い方だとは思います。一方で、研究の進み方はテーマによりけりですし、加えて運にも左右される面が少なからずありますので、学会参加や論文発表などが卒業/修了の要件になっているということは全くありません。あくまで諸先輩の努力の結果だと思ってください。ただ、学会参加や論文発表は(特に最初のは)大変ではありますが、将来的に研究職に進まないとしても、何かを論理的にまとめて発表するということを経験するということで、得るものは非常に大きいはずです。なるべく多くの機会を提供したいとは思っています。

どれくらいの回数/頻度で学会参加するのでしょうか。

研究の進捗やどんな会議があるか12より大きく依存というのが正直なところですが、ここにあるこれまでの学生の参加学会に関する情報は参考になると思います。

修士の間に海外の国際学会に行けるというのは本当ですか。

あくまで、行けるように研究指導を行います、ということです。実際に行けるかどうかは研究の進捗次第で、当然発表に足る結果がないのであれば学会に参加させることはできません。機会は公平であるべきと思いますが、結果も公平にということはできません。やったならやったなりに、やらなかったならやらなかったなりに、というのが大原則3だと思います。

どの学会に出るというのはどうやって決まるのでしょうか。

大体1年のスパンで、いつごろこの学会でこんなことを発表しようね、といった話をするようにしています(実際に出るかどうかはその学会の締切が近くなった時に、どんな結果が出ているか次第ですが)。基本的には教員からの提案ですが、学振の特別研究員に採用されている学生の場合は自分でどの学会に出たいから行ってきます、というのもOKとしています4

プレゼン苦手で学会発表とか考えられないのですが、、、

このご時世、将来どんな仕事につくにせよプレゼンテーションから逃れることは出来ません。こればっかりは数をこなすしかないですし、学生のうちは失敗してもある意味別にいいので、まあ頑張ってください。私も修士のころは学会で発表するとその日はもうぐったりで寝込んでいました(現在はおかげさまでかなり図太くなりました)。

英語で論文を書くなんて考えられません。

流石に最初から英語で(投稿)論文を書かせるということはありません。基本的には小さな国内学術会合での発表とそれに伴う1,2ページの日本語の原稿からスタートして、修士2年の中ごろ~終わりくらいには英語でそれなりの長さのものが書けるといいね、くらいの感じで進めるようにしています。感覚的には、国際学会論文であればほぼ全員、投稿論文だと半分弱がそこまで到達、といったところでしょうか。

学外での研究発表なんて絶対に嫌です。

上述の様に外部発表をしなかった5からといって学位認定に至らないというわけではありません。しかしながら、研究室としては外部発表を1つのマイルストーン的にしている面もありますので、外部発表拒否となると研究指導に困難さが生じるのも確かです。外部発表なんて絶対に嫌ということであれば他の研究室をお勧めします6


  1. 特に国際学会は毎年開催されるわけではありませんし。
  2. あと研究費も。国際学会参加だけで数十万円はかかりますので、、、。
  3. 頑張っているかどうかで人を評価するのは危険ということは十分に理解していますので、一応の、と理解ください。
  4. ただしハゲタカ学会はだめです(まだハゲタカ学会という単語が有名でないころ、知らずに参加してしまって最高に不愉快な経験をしました)。
  5. できなかった、も含めて
  6. 別にそのような研究室が楽ということは無く、研究指導の方針及び具体的な方法が異なる、ということです。

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