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とり野菜みそ鍋

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 このHPではお久しぶりです、B4大野です。この研究室の独自の食文化として、「なぜか」辛いもの1 2が流行るという傾向があります。私自身辛いものが割と好きでよく食べたりはしますが、そうじゃないものも食べたい3、というか寒いし何なら鍋を作って研究室の方々にふるまいたい、という思いで今回「とり野菜みそ鍋」を作るに至りました。

 「とり野菜みそ鍋」とは、私の地元、石川県の企業である株式会社まつやが販売する「とり野菜みそ」をベースとした鍋のことで、石川県では家庭でよく食べられる郷土料理の一つです。
「とり野菜みそ」の歴史は古く、HPによると、まつや初代当主が、過酷な環境下で体をよく壊してしまう船乗りに、「厳しい航海を無事に乗り切るためには、船上で栄養価の高い食事を摂らせることが必要不可欠」という思いから、野菜をいっぱい摂ってもらうための鍋に使う、味噌を調合したことが始まりと言われています。
そのため、とり野菜みその「とり」は、実は鶏肉ではなく野菜を「摂る」という意味が由来らしいです(かくいう私も知りませんでした)。

作り方

具材は鶏もも肉、白菜、にんじん、しめじ、えのき、ねぎをチョイス。
作り方はいたって単純で、
①鍋に水、とり野菜みそを入れて溶かす。
②鍋に具材を入れ火にかける。
③肉に火が入ったら完成。
です。具材のカットは他の研究室の方にかなり協力していただきました。ありがとうございます。
さらに今回は、火鍋のスープが余っていたのでそちらには白菜、肉団子を入れこちらも火にかけました。

実食

 研究室に大量のお米が余っている、とのことだったので事前に炊いていただいたお米と一緒にいただきました。
いざ実食してみると、まろやかながら深い味噌の味と柔らかく食べやすい鶏肉の味わいがとても良く、かなりご飯が進む味でした。しばらく食べていなかったこともあり、故郷の味を研究室で味わえたことに感動しました。今回は作れませんでしたが、鍋の〆はうどんが最適だそうで、またこの鍋を作る機会が研究室であればそうしたいと思いました。ほかの研究室の方からも結構好評でよかったです。

最後に

 今回は、地元の料理を題材に研究室に料理をふるまうことができました。研究室の方々にも、研究生活で不足しがち4な野菜を摂取していただけたかと思います。今回協力してくださった研究室の方々、ありがとうございました。

次回・・・?

B4 大野

  1. https://web.tohoku.ac.jp/yusa/index.php/2025/hot-pot-with-watanabe-laboratory/ ↩︎
  2. https://web.tohoku.ac.jp/yusa/index.php/2025/peyoung-3/ ↩︎
  3. 決して辛いものに飽きたという意味ではなく... ↩︎
  4. 諸説あります ↩︎

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