こんにちは、M1の岩永です。2/22~3/12にかけて中国の西安交通大学に滞在しておりました。最初の5日間は遊佐先生と、途中からは一人で先方の実験を手伝う形で過ごしていました。遊佐先生の記事はこちら。
西安に到着後、ホテルに荷物を置いたのち早速近くの火鍋屋で本場の火鍋をご馳走になりました。さすが「満漢全席」という単語を作り出しただけあります。永遠と料理が出てきます。

翌日は先方と遊佐先生が打ち合わせを行った後、近くのレストランで昼食をご馳走になりました。さすが「満漢全席」という単語を作り出しただけあります。永遠と料理が出てきます。

そしてさらに次の晩は先方の教員の昇進祝い&旧正月祝い&私たちの歓迎会ということで大きめのパーティーに参加させていただきました。かねてより中国出身のYuさんやXuさんから中国の乾杯スタイルの話は耳にしていましたが、初の中国式干杯(乾杯)です。中国式干杯は白酒(バイジュウ)をショットグラスのようなグラスに注ぎ、ひたすらそれを一気に空にしていくというものです。永遠と干杯をし続けましたが、白酒がフルーティーで飲みやすく(おそらく質が良かったのだと思います)、度数が高いものの量が少なかったので大変気持ちよく酔えました。


平日は基本先方の研究室でひたすら実験をしていましたが、週末は観光しに行っていました。まずは兵馬俑。マンガ「キングダム」が好きなのでその世界観に軽く感動していました。ちょうど春節が終わったあとだったため、比較的混んでいなかったのもよかったですね。


お次に西安の中心部へ。唐時代の西安(当時の名前は長安)をコンセプトにした建物が多数あります。


西遊記で有名な三蔵法師の像もあります。


こちらは唐時代の長安をコンセプトにした施設です。京都の太秦映画村のような施設というと伝わるかと思います。ここだけに限らず唐時代は最も人気のある時代のようで唐時代のコスプレをしている人を街中でよく見かけました。1


そして先方の研究室の学生さん達と世界最古の城壁である西安城壁へ。マンガ「キングダム」で出てくる風景そのままでした。マンガ「キングダム」が好きなのでマンガままの世界観に感動していました。博物館にも行ったのですが平安時代の日本との共通点を数多く発見でき、興味深かったです。



さて観光と食事の紹介しかしていない当記事ですが、実際のところ中国と日本の研究環境の違いを肌で感じることができ非常に有意義な滞在となりました。
常日頃、遊佐先生からはオリジナリティを出すように指導されておりあまりその重要性に気が付いていませんでしたが、中国の圧倒的規模感を目の当たりにすると時間と労力だけかける研究の無意味さを痛感しました。これから修士として本格的に研究活動をしていくわけですが、コストだけかければできる研究ではなく、面白い2研究がしていきたいと強く感じました。



また今回の滞在に関してYong Li先生を含め、先方の研究室の方々に大変お世話になりました。(この記事には書いていませんがこれら以外にも様々な場所に連れて行ってもらい、楽しい時間を過ごしました)この場を借りて厚く感謝申し上げます。
追記
以前学科の後輩と話をしている際、「えぇ!遊佐先生って笑うことがあるんですか!?」と驚かれたので笑顔の遊佐先生を載せておきます。


授業中は冷酷非情に見えるのかもしれませんが3研究室では優しいのですよ、ということで。