諸事情(完全に私用)でラオスのサワンナケートに行く必要が生じ、7月に1週間の休みを取らせてもらって行ってまいりました1。
ラオスは基本タイ経由です。コロナ後仙台ー成田便が無くなってしまったため2ちょっと不便だったのですが、EVA航空の仙台→台湾→バンコク便というものがあることに気が付きました。ので、今回はEVA航空の台湾経由です3。
バンコクに着いてまずは1万円=2000バーツという両替レートに驚愕します4。以前は3000バーツくらい、一時期は4000バーツということもあったので、円安を痛感しました。
バンコクには深夜着なので、バンコクの空港近くのホテルで1泊5します。こちらホテルの窓からの様子。バンコクは大都会ですが、空港近くの雰囲気はかなり違います。周囲のレストランなども非常にローカルで、ホテル以外では基本英語は通じません6。
バンコクからサワンナケートまではラオス航空の国際線が飛んでいて、それを使う予定だったのですが、なんと7月からなくなってしまいました。ので、まずはタイ・ベトジェットエアなるベトナム系LCCでタイ東北のウボンラチャタニまで飛びます。約1時間なので狭いシートも飲み物なし7も気になりません8。
空からの様子。小学校だか中学校だかで習ったような見事な川の曲がり具合です。
こちらはウボンラチャタニの空港。非常にコンパクトです9。
ウボンラチャタニ空港の到着便はこんな感じ。International Airportとのことですが、少なくともこの時は国際線は飛んでいないようでした。半分強はバンコクといえどもアクセスの悪いドンムアン空港なので注意が必要です10。
1階にはコーヒーショップなどが何店かあり、2階にはローカル色の強い食堂があります11。
こちらは上記メニュー左下のクイジャップという麺。非常においしかったです。バンコクではクイジャップというとマカロニみたいな丸まった麵を使った汁そば12ものを指すはずなのですが、ここの麵は普通に細麺でした。ただ、バンコクの汁そば13の細麺14とはちょっと違った感じでしたので、東北地方独特のものなのかもしれません。
ウボンラチャタニから国境の町ムグダハンまでは車をチャーターして2000~2500バーツくらいです。以前は空港からのミニバスがあったようにも思うのですが、今回そのようなものは見当たりませんでした。なのでバスで行く場合、一度空港からウボンラチャタニのバスターミナルまで行き、そこでバスを見つける必要があるのだと思われます。参考までにこちらは空港バスのルート。
ムグダハンにはタイとラオスを結ぶ橋がかかっており、陸路での入国となります。スタンプがちゃんと押されているか、日付は間違っていないか十分にチェックするように、とのことでした。こちらはタイを抜けてラオス側に入ったところ。走行中の車内から撮ったのでぼやけていますが、「WELCOME TO SAVANNAKHET」と書かれています。
やるべきことも無事終わったので以下ますます研究に関係のない写真を。
こちらサワンナケートのメコン川沿いの遊歩道。川の向こうはタイです。雨期だったためと思いますが、水量はかなり多く、また水も相当濁っていました。
メコン川の船着き場。
その反対側にはかつての入管。20年ほど前に初めてサワンナケートに来たときはまだ橋がかかっておらず、船でメコン川を渡ってここで入国した、はずなのですがほとんど覚えていません15。
旧入管近くの広場16は縁日のようになっていました。こちらはそこで売っていたサワンナケート餃子なるもの。大体100円=14000キープなので17、1個30~50円くらいでしょうか。
セットを1つ購入。左から時計回りに、お好み焼き味、海藻(わかめ?)トッピング、マヨネーズ味です。真ん中の白いところはチーズ。かなり重い食べ物でした。
こちらはダーツ。3回投げて3回とも風船を割れたらジュースがもらえます。1回1万キープだったので、普通にジュース買ったほうがいいんじゃない、とか考える奴は嫌な人間なんだと思います。大量に置いてあるぬいぐるみはどうやればもらえるのかわかりませんでした。
ふと立ち寄ったミニマート
に、なんと日本では入手困難なブルダック炒め麺の3倍が売られていました。先日の研究室内での試食会ではノーマルと2倍は大人気だったので、お土産はこれで決定です。尚、ブルダック炒め麵の知名度を一躍押し上げたデンマークでの措置については、ノーマルと2倍は販売再開されたものの、3倍は依然として、だそうです。
ラオスでは昆虫食は非常にメジャーで、市場でも多種多様な昆虫が食用として売られています。こちらはコオロギ。日本のものと比べるとかなり大柄です。
素揚げ状態。味は健康的なポテトチップスという感じ。もうちょっと揚げ時間を長くして塩味を聞かせたほうが個人的には好みです。後ろ足は食感がよろしくないので、取り外してから食べるべきです。
こちらは帰りに寄ったムグダハンの日本料理店。何となく意味は通じてしまいますが、よく読むと意味が通じないという面白い店名です。
こちらも。
尚、この時期のタイとラオスは雨季でして、突然30分程度の豪雨ということが多々あります。移動の際は十分余裕もって、とするようにしましょう。
以上、誰かの何かの役に立てば。
- 例によって研究とは全く関係ない記事ですが、学生にも私的な旅行記など色々と書き込むことを推奨していますので、いいのではないでしょうか。研究室の雰囲気を知るという意味では有益にも思いますし、ひょっとしたらどこかの誰かのラオス旅行の参考になるかもしれないので。
- ほんの一時期だけ仙台ーバンコク直行便もあったのですが、そちらも当然のように。
- 仙台―台湾は行きも帰りも満席で、しかも私以外の日本パスポート所持者は(イミグレの並びで見る限り)数名程度でした。うれしいことです。
- これは空港レート。空港以外では2200バーツくらいです。ちなみに、スワンナプーム空港は地下1階で電車とつながっていますが、電車の券売機より先の両替所は(おそらく空港ではないということで)町中レートになります。数分の移動で1割も違うのです。
- 送迎付きだったのですが時間があわずタクシーで。色々と追加料金がかかり200バーツでした。
- が、身振り手振りでなんとかなるものなのです。
- 正確には有料&持ち込み不可。
- ただ、出発は1時間ほど遅れました。やはり時間に余裕がないときはLCCは難しいですね。
- コンパクトさではサワンナケート国際空港には負けますが。
- 多分値段的にはそいつらのほうが安いのでしょうが。
- 空港勤務と思われる方が結構頻繁に来ていました。
- うどんともラーメンとも違うのでこのような表現で。
- クィッティアオといいます。
- クィッティアオはセンミー(極細麺)、センレック(細麺)、センヤイ(太麺、とはいいますかむしろひもかわうどん的なやつ)の3種類が基本ですが、いずれとも違う麺でした。
- 当時の私はどうやって独力でここにたどりついたのでしょう?
- ラオチャルーン広場という名前だったはず。確かウドンターニーにもそのような名前のホテルがあったので何か意味があるのかと思い聞いたのですが、よくわかりませんでした。
- ちょっと前までは100円=9000キープとかそんな感じだったはず。円安で云々と言いましたが、キープ安はそれ以上のようで、実際色々と大変なんだとか。