Activity Report 世界の食文化 教養

Marmite

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修論審査会まであと1週間をきった1月末、研究室学生がインフルエンザにかかったりしないように、また常日頃の研究室運営や学外での広報活動への感謝の気持ちを込めて、マーマイト試食会を開催いたしました。

こいつがマーマイト。最初は500gくらいのやつを買おうと思ったのですが、思ったよりも高かったので125gです。ビールを作る際の廃棄物の再利用的なもので、キャッチコピーはYou either love it or hate it。英国人でも好き嫌いがはっきりと分かれるとのことで、期待が高まります。

トーストに塗って食べるのが一般的なようなので、食パンもアレンジしました。本来はバターやマーガリンを塗ってかららしいのですが、素材の味をダイレクトに楽しみたかったのと、めんどくさかったのでそこは省略します1。右はこれまた当研究室が誇るバルミューダ製トースター。外はカリッと、なかはしっとりと焼ける優れものです。

食パン&トーストした食パンに塗って試食します。例によって苦痛には慣れているというお隣の研究室の方もお呼びいたしました。

思った以上に塩っ気がきつかったので湯煎したイチゴチョコレートと混ぜたものも作ってみました。結果、見た目はピーナッツバター、香りはイチゴチョコレート、味は醤油、というよくわからないものが出来上がってしまいました。

評価結果。残念ながらLove itには票が入りませんでした。が、これは食べ方を間違っていたためではないかと反省することしきりです。

で、翌日、色と味わい的にキャビアだと思えばおしゃれな感じになるかもしれないような気がしたので、クラッカー、クリームチーズ2とあわせてみることにしました3

準備の様子。当研究室にあるまじきおしゃれな感じです。

ビジュアルに釣られたところが多々あるようには思いましたが、昨日と比べると明らかに研究室メンバーの不評度は低かったです。

評価結果。食パン直塗りは最悪、という意見が多数。

いろいろな国の文化に触れることができる、というのは大学院で学ぶ大きなメリットの一つだと思います。

研究室メンバーが将来、いろんなことがあり、いろんなことを学んだ研究室生活だった、と思ってくれることを願っているわけです。


  1. が、その後Wikipediaに「最も一般的な食べ方はトーストに塗る方法であるが、この場合必ずと言っていいほどバターもしくはマーガリンとの組み合わせで消費される。マーマイト単体で食べるのは塩味があまりにも強いのと、粘り気が強くて塗る際に広がりにくいのでイギリス人などのネイティヴからも敬遠されがちだが、まずバターかマーガリンを塗ってからその上にマーマイトを塗ることにより味がマイルドになり、かつ油脂の効果で容易に塗り広げることが可能になる。」と書かれているのに気が付きました。
  2. バターもチーズももとは同じ、なはずですし。
  3. この日は苦痛に慣れているというお隣の研究室の方は呼んでいません。

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