当専攻が提供しております「実験原子力インターンシップ」の1課題として、「エレクトロネーション」を用いたエネルギー教育実習を実施いたしました。
参加者12名でしたので、2人1組×各卓3組×2卓、で行います。こちら概要説明の様子。ちゃんと説明聞いていないとナイフ投げますよ、とか言うべきかと思ったのですが、参加者の年齢的に伝わらない可能性が高いことに気づき1、やめておきました。

参加者が皆ボードゲームに慣れているわけではないということで、各卓には当研究室の大学院生がファシリテーターとしてつきます。結果、非常にスムーズにゲームを行うことができました。

かなり煮詰まってきた状況。

今回は初日の午後全部を使い、概要説明-ルール確認のためのテスト―ゲーム2回という流れで行いました。ゲームをゲームで終わらせないための振り返りまでは時間が無かったので、ゲームの内容と現実の差異について考えさせるためのちょっと重めのレポート課題を出しました。

今回の参加者は流石に優秀で、特に2回目のゲームでは他のチームの状況を確認しつつ、色々と相談している様子が見て取れました。
いきなりボードゲームということで最初は多少戸惑った感もあったように感じましたが、「ゲームを通じて国としての電力/エネルギーの在り方を考える」という意図は伝わったのではないかなと感じています。