こんにちは、M2の本條です。2025年4月18日、研究室で"骨から仕込む"豚骨100%の本格とんこつラーメン作り"に挑戦しました。情報をまとめるのに時間がかかりましたがその時の様子をお伝えします。共同研究で滞在中だった中国・西安交通大学(XJTU)メンバーにも参加していただきました。
とんこつラーメンと聞くと、複雑な工程を想像していましたが、どうも骨だけでも作れるようです。そこで、今回は「げんこつ・リブ」と「げんこつのみ」の2種類の組み合わせでスープを作る事にしました1。丁度九州出身のメンバーもいましたので、協力ながら本格的に作っていきます。
げんこつ・リブ とんこつラーメン (調理時間:合計7時間)
朝6時、げんこつ・リブ 計2 kgと水6Lを当研究室が誇る大鍋(茶色)へ投入し、調理スタート。その後約1時間水につけたあと、加熱し始め、出てきたアクをとりました。2


アクを取り終わったら、水を新しく変えて加熱開始。ここから合計6時間、スープが6L程度を維持するように水を足しつつ煮込んでいきます。3



加熱開始4時間経過後 3.0L追加 (不手際により写真をロスト)
加熱開始5時間経過後 2.0L追加 (不手際により写真をロスト)
最後、加熱開始6時間後に出来上がりのスープの量を調整して10分程度加熱。その後、醤油と味の素で味を調整し、調理終了。

げんこつのみ とんこつラーメン (調理時間:合計7時間)
朝9時、げんこつ・リブ 計4 kgと水6Lを当研究室が誇る2つ目の大鍋(赤色)へ投入し、スタート。約1時間、水につけてたあと過熱し、出てきたアクをとる。



アクを取り終わったら、水を新しく変えて加熱開始。こちらも同様にして煮込んでいきます。





最後、加熱開始6時間後に出来上がりのスープの量を調整して10分程度加熱。こちらも同様に、醤油と味の素で味を調整し、調理終了。

実食

げんこつ・リブのスープ(左の鍋)は白みがかっており味はあっさり、悪く言えばインパクトが無い。一方、げんこつのみ(右の鍋)は茶色がかっており味はこってり、こちらはとんこつラーメンといえばこれ!という味に仕上がって非常に美味しかったです。

調理途中のとんこつスープを味わえた経験は貴重でしたし、お店レベルのものが出来上がりました。しかしながら、8時間も鍋に付きっ切りだったことを考えると、1000円払ってラーメン屋で食べる方が良いという結論になりました。

After


こってりの原因はこいつかもしれません。