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留学行ってください

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学生の間に、それまでとは大きく異なる環境に身を置き様々な考え方や文化を体験することは、将来必ずや何らかの形で自身の糧になる非常に貴重かつ有益な経験だと思います。そのため、私としては、仮に自身の学位研究にとっては多少回り道につながるものであったとしても、海外の大学や研究機関に留学に行くことを強く推奨しています1。また、留学と比べれば短期間ではありますが、海外で開催されるサマースクール等にも積極的に学生を派遣するように心がけてもいます。

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以下は東北大学着任後私が研究指導した学生の海外留学/海外でのサマースクール等の参加記録です2。研究室に配属になってから修士が終わるころまでは色々と忙しいのは事実ですが、ご覧の通り修士1年での留学も別に珍しいことではありません。留学したいということであれば最大限サポートしますので3、是非とも前向きに検討してください4

繰り返しになりますが、 日本とは全く異なる文化や生活を学生のうちに体験することは、それが仮にごく短期間で表層的なものであったとしても、非常に貴重な経験になると確信しています。研究室に来てぐたぐたと過ごす一週間よりも、海外の一日のほうが絶対にためになりますので、留学はさすがに敷居が高いというのであれば、数週間海外旅行というのも大変結構なことです5

尚、このHPには海外とか外国といった単語がかなり出てきますが、別に日本より外国のほうがいいという意図ではありませんので、誤解なく。あくまで、色々なものを見て色々な経験をしましょう、ということです。

[追記]

海外留学経験があるとCreativityが上がるなんて言う研究報告もありました。


  1. 留学は就職してから行かせてもらえるからなんてことを言う学生もたまにいるのですが、会社としては社員を留学させるというのは大変な投資をするということです。そこまで自分に価値があると言い切れるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
  2. 2018年度までは橋爪・江原・遊佐/橋爪・遊佐・伊藤研究室で私が研究指導を行った学生に関するものです。大半の学生が留学か海外でのスクールに行っています。
  3. 金銭的な事柄は別。
  4. ただし、研究室として留学に行ってくださいとお願いをしているということではないので、そこは間違えないでください。あくまでも学生の側から自主的/積極的に、ということです。
  5. そのためのバイトで研究室に全然来れない、とかはやめてください。

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