先日「かなりにおいが強烈なラーメン」の試食会を行った際、
- 臭いと聞いていたが全然大したことはない。
- もっと臭豆腐みたいなのを期待していた。
- そういえば臭豆腐ってどうやって作るんだろう。
- (その場でネットで検索して)かなり作り方は簡単の様子。
- これならば研究室でも作れるのでは?
と、どんどんまずい方向に話が進んでいきました。変なものを研究室内で作って食中毒、とかなると非常によろしくないため、やむを得ず市販の臭豆腐を購入1しての試食会を行うことにしました。
保管中の様子。瓶に入った状態のものをビニール袋x2でつつんだのですが、どうしても出てくる香りを抑えられず、さらに密封容器+芳香剤が必要でした。

開封するとこんな感じ。どんなに控えめに表現してもにおいは最悪。本能が絶対に口に入れてはいけない物だと警鐘を鳴らします。

このサイトの情報に従って、ごま油とみじん切りしたネギと混ぜ、食パンに塗って食べてみることにしました。

苦痛には慣れているお隣の研究室の方もご招待。

驚いたことに、ごま油とネギと混ぜると先ほどまでのにおいが気にならないレベルまで低減されました2。結果、結構おいしい、という声も。
実のところ、あまりに心身のダメージが大きく、恒例のホワイトボードを用いた評価は行えませんでした。また、手や服にはついていないはずなのですが、脳にしみついたということなのか、翌日ふとしたときに臭豆腐のにおいが漂ってきもしました。
学生のためとはいえ、個人的には二度とやりたくはありません。が、海外の方から見ると納豆も同じようなものなのかもしれないと思うと、少し視野が広がったようには思います。
尚、臭豆腐というと台湾の屋台でよく見るものを想定していたのですが、実は2通りあり、今回手配したのは台湾タイプではなく腐乳と呼ばれるタイプのもの3だったようです4。勉強になりました。
- Amazonで。
- 化学反応によるものなのか、ごま油とネギの香りが勝ったのかはわかりません。
- Wikipediaによると西太后も好んで食べていたそうで。
- 偶然できたこれを食べてみたというのはすごいなと思います。