Management

コミュニケーション/情報共有

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小さい組織ではありますが毎日皆顔を合わせているなんてことは全然ないので、コミュニケーションや情報共有のためいくつかのツールを導入しています。色々と考えることはもちろん重要ですが、その一方自分一人だけだと袋小路にはまってしまうということも少なくありません。なるべく情報は共有して、効率的に物事を勧められるような環境をと考えています。

Slack

当研究室においては、メンバー間のやりとりのため、ビジネスチャットツールであるSlackを導入しています。ファイルも送れますし、何よりもメールと比べると圧倒的に敷居が低いので、かなり重宝しています1 。なお、日本人同士のやり取り以外は基本的にすべて英語です。

Wiki


研究室サブネット内にPukiwikiベースのWikiを情報共有のために立ち上げています。研究室のルール23のみならず、***の設定の仕方や、論文の書き方やプレゼンテーションの仕方などの共通知識、関係する各種資料などもまとめています。また、それらとは別に実験装置や解析に関するWikiもあります。

Trello

Slackは一時的なやりとり、Wikiは永続的な情報保存のため、という位置づけですが、併せて各人のToDoを明確化するためTrelloなるタスク管理ものを使っています。といっても別にいついつまでにこれをやりなさいということを細かく指示するわけではなく4、誰がいつどの学会に出る、各人の中長期的な目標、といった程度のお互いの忘備録的なものです5

TeamUP

見た目通りのカレンダーです。私の予定は基本的にここに書き込むようにしているので、イベント設定とか議論に来る時の参考にしてください、というものです。専攻や研究室のイベントも書き込まれています。基本的に研究室の誰でも書き込めるものなのですが、研究室メンバーについては、出張とか私用で長期に不在にする場合はその旨書いておいてね、くらいでしょうか。


  1. Slackを導入した当時、中国の大学を卒業した留学生と少し話したら「中国の大学では普通はチャット。日本に来てメールなので驚いた」といわれてしまいました。やっぱりそうですよね。
  2. ルールという単語には必ずしも良い印象が無いのは確かだと思いますが、ルールには物事の効率化や権力の制限という一面もあるわけです(組織の長の任期に関するルールなどはその最たる例です)。
  3. 既存のものがよろしくないというのであれば、改善のための提案は歓迎します。
  4. そんなことめんどくさくてやってられません。
  5. ↑が本音ですが、中長期的なスケジューリングを自分でしっかりできることというのも、研究活動を通じて身に着ける能力と考えているから、細かいところまで指示はしません、ということになってもいます。

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