2021年度院生募集!

思想史学・宗教学の視点から「日本学」の研究(特に近現代仏教関連のテーマ)に取り組みたい方は、気軽にご相談ください。 非正規の「研究生」の相談も受け付けています。

ゼミ紹介(English here

(秋季)出願受付期間:2020年7月21日~ 7月31日
試験日:2020年9月10日・11日

(春季)出願受付期間:2020年12月25日~2021年1月8日
試験日:2021年2月9日・10日

※院試出願情報
博士課程前期2年の課程(修士)
博士課程後期3年の課程(博士)

Posted in 入試情報 | Tagged , , | Comments Off on 2021年度院生募集!

ジョン・ブリーン先生、東北大でご講演!

2020年1月31日(金)、国際日本文化研究センターのJohn Breen先生がこちら東北大学国際文化研究科でご講演なさいました。世界レベルで考えても、近現代の神社・皇室研究の第一人者であるブリーン先生は今回、モダン・ヒストリーとしての「皇位継承儀礼」についてお話しされました。

「退位」の歴史的意義を語るブリーン先生!

事件としての「生前退位」放送から始め、明治・大正期の継承儀礼の背景を詳細に述べた上でまた令和の現在に戻り、「祭政一致」の「過去」と「現在」を感じさせる、非常にためになる講演をなさいました。

明治および大正期の継承儀礼から、令和を考える!

質疑応答の際、ゼミ生のレディット氏が「陵墓」の近代化について訊ね、その後、本学の佐藤弘夫先生や、近現代の天皇像に焦点を当てる同じく本学の茂木謙之介先生が質問され、とても盛り上がりました。

ブリーン先生と語り合う佐藤先生と茂木先生!
ブリーン先生の素晴らしいご講演に、万歳!

翌日、佐藤弘夫先生のご案内で、東北が初めてのブリーン先生と被災地の荒浜まで行きました。3.11の津波で昔の街並みが完全に消え、住宅の跡、そして荒浜小学校の建物のみが残っていました。観音や鳥居などのいわゆる「宗教的」なモニュメントも現在、あそこで建てられています。

被災地をめぐる佐藤先生およびブリーン先生
佐藤先生とブリーン先生の友情はまさに「神仏習合」だ!
Posted in 講演会 | Tagged , , | Leave a comment

2019年度修士論文審査終了!

2020年1月7日に修士論文を無事に提出したゼミ生の山口陽子氏と呉佩遥氏の審査会が、21日に行われました。山口氏「加藤咄堂の思想と行動」、境野黄洋(1871-1933)を題材とした呉氏「近代日本における信仰概念の展開」が審査されました。指導教員のクラウタウ先生とゴダール先生の他、鈴木道男先生や佐藤弘夫先生も審査に加わりました。進路が決まるのはお二人ともこれからですが、とりあえず一山を越えたということで、お疲れ様です!

Posted in ゼミニュース | Leave a comment

日本語・日本文化研修プログラム「KEYAKI」の留学生が授業見学・講座図書室を訪問!

2020年1月14日から21日にかけて、東北大学が東北多文化アカデミー(TTA)との共催事業として行っている日本語・日本文化研修プログラム「KEYAKI」が実施され、11人の留学生が仙台に来ました。

本ゼミ教員は山東大学など、中国の機関からの留学生を受け入れました。17日(金)に、クラウタウ先生は文化庁の大澤広嗣氏から頂いた最新の『宗教年鑑』のデータを踏まえつつ、留学生のために「日本の宗教概念」についての講義を行いました。それを受けて、ゼミ生の呉佩遥氏は近代中国の知識人によるその概念の受容をめぐって話しました。講義前に「儒教は宗教ではない」と断言していた中国の留学生は、講演の最後に「宗教」という言葉自体に疑問を持つようになったようで、よかったです。呉氏、ナイスジョブ!

TTA-KEYAKI留学生_特別講義

近代中国の宗教概念について語るゼミ生の呉氏

1月20日(月)の午前に、留学生はクラウタウ先生が全学で担当している「宗教学」(仏教と日本)科目の授業を見学しました。今回はちょうど道元の近代像をめぐる内容で、その文脈で中国の話も多くなされました。哲学者としての道元のイメージ構築や「Zen」の世界化プロセスといった話で、日本の大学にまだ慣れていない中国人留学生の方々は、少し「難しい」とのことでした(笑)。

TTA-KEYAKI留学生_宗教学の授業見学

クラウタウ先生の宗教学の授業も見学!

同日の午後、留学生は分かれて、文学研究科と国際文化研究科の研究室を訪問しました。国際日本研究講座の図書室には5名が来られ、クラウタウ先生とゴダール先生と「日本学」や日本での大学院進学について、一時間ほど話しました。進学のために研究計画を書くときは、ぜひ「研究の栞」を参考にしてください!日本研究の講座なのに、外国人教員2人がゼミ担当ということは中国の留学生にとって相変わらず面白いらしいです(笑)。

TTA-KEYAKI留学生_国際日本研究講座訪問

講座図書室を訪問するKEYAKIの留学生

訪問翌日の21日は修了式で、22日に皆様が帰国の予定ですが、仙台で楽しくかつ有益な時間を過ごせたようで、何よりです。仙台でまたお会いしましょう!

Posted in ゼミニュース | Leave a comment

京都で繁田真爾著『「悪」と統治の日本近代』書評会開催!

2019年12月22日(日)、京都のしんらん交流館にて、「繁田真爾『「悪」と統治の日本近代-道徳・宗教・監獄教誨』を読む――著者を迎えての書評会」が開催されました。同書は、本ゼミの繁田先生が2019年7月に上梓した、日本近代仏教史関係の研究書。このたびの書評会は、京都を研究拠点とする皆さんによって企画されました。

著者の繁田先生と名和達宣先生、広川義哲先生、 近藤俊太郎先生(しんらん交流館の入り口にて)

当日ははじめに、名和達宣先生(真宗大谷派教学研究所)、広川義哲先生(龍谷大学)、谷川穣先生(京都大学)から、同書に対する書評が行われました。評者の先生方からは、同書の内容に内在しながら一定の評価を示しつつ、それぞれの研究の立場や知見から、批判的かつ建設的でもある、とても力のこもった問題提起をしていただきました。

これに対するリプライが繁田先生からあったのち、近藤俊太郎先生(本願寺史料研究所)の司会のもと、会場の参加者の皆さんとともに、活発な議論が行われました。年末の忙しい時期でしたが、会場には30名を超える方々が参集しました。

現在、本ゼミの重点的な研究課題である近代仏教史研究。西日本の研究拠点である京都の皆さんと研究交流をすることができた、とても貴重な機会となりました。

「悪」の話で盛り上がったようです!(笑)
Posted in 研究会 | Leave a comment

クラウタウ編『戦後歴史学と日本仏教』、Japanese Journal of Religious Studiesで紹介!

クラウタウ編『戦後歴史学と日本仏教』は、英語圏における日本宗教研究の権威ある学術誌 Japanese Journal of Religious Studies(JJRS)で取り上げられました。

“This is an intriguing collection that provides a look behind the curtain at many of the major postwar scholars of Japanese religion—their background, their work, their ideas, and their influence. (…) [I]t should be on hand for reference by (and inspiration for) scholars of Japanese history and religion.”〔興味深いこの論集は、戦後における日本宗教の主な研究者の活動の舞台裏――彼らの背景、その業績や思想、そして影響力――への示唆を提供してくれる…。レファレンスのためだけではなく、インスピレーションを受けるためにも、日本の歴史および宗教の研究者は、本書を手元に備えておくことをお勧めする〕(Paul L. Swanson, “Notes on Recent Edited Volumes on Japanese Religions,” Japanese Journal of Religious Studies, 46/2, 2019, p.343)

紹介者のポール・スワンソン先生に感謝したいです!

Posted in ゼミニュース | Leave a comment

ジェームス・ケテラー先生、東北大ご訪問!

2019年12月17日(火)、ちょうど一年ぶりに、シカゴ大学のジェームス・E. ケテラー先生が東北大学の国際日本研究講座を訪問されました。長らくシカゴ大学と東京大学の日本研究者が開催していた合同研究会に昨年度から東北大学も加わり、その定期ワークショップは次回、2020年の3月にこちら仙台で開かれることになりました。2021年はシカゴ大の順番で、今度は我々日本ゼミの人間が、アメリカに行くことになります!

今回、先生はシカゴ大学と東北大学の更なる交流について話し合うためにわざわざ仙台に来られ、ゼミの先生方と国際文化研究科長の高橋大厚先生とお会いされました。副学長や国際戦略室の先生方にもお会いして、結果としてより持続的な交流がこれからもできそうです。ケテラー先生のご高著を読み、近代仏教史研究を志した院生は近代日本ゼミでも少なくないので、合同研究会を通して指導が受けられるなんて、とても嬉しいです!

ケテラー先生、今後とも我々国際日本研究講座近代日本ゼミをよろしくお願いします!

ゴダール、高橋、ケテラー、クラウタウ
ゴダール先生、高橋先生、ケテラー先生、クラウタウ先生
ミーティングはよかったようですね!皆さん、楽しそうな顔ですから!
Posted in ゼミニュース, 国際日本研究講座 | Leave a comment

ゼミ生の呉佩遥氏、支倉賞受賞! Wu Peiyao is awarded the Hasekura Prize!

東北大学日本学共同大学院所属の本ゼミM2の呉佩遥氏は、2019年12月15日に行った国際カンファレンスでの報告「The Formation of “Faith” in Modern Japan: On the Intellectual Enterprise of Sakaino Kōyō」に対して、共同大学院が与える「Hasekura Award」(支倉賞)をめでたく受賞しました。呉氏、おめでとうございます!

日本学国際共同大学院プログラム長・尾崎彰宏先生より、第一支倉賞を受け取る呉佩遥氏
講座の部屋に帰り、ゼミの「ご本尊」(井上円了の字!)に感謝する呉氏(笑)
Posted in ゼミニュース | Leave a comment

「The Second Tohoku Conference on Global Japanese Studies」に参加してきました!

昨年に続き、今年もTohoku Conference on Global Japanese Studiesを開催いたしました。今回のカンファレンスのため、本ゼミ担当教員のクリントン・ゴダール先生がタイと日本を「近代仏教」の視点から考えるパネルセッションを企画しました(Panel Session “Modern Buddhism in Japan and Thailand”)。パネルは2019年12月14日の13時から開催されましたが、交流の意味を込めて、その前に本ゼミの院生と、ゲストの先生方との食事会を開きました。景色のよい国際センター駅二階のカフェモーツァルトメトロで食事し、先生方といろいろと話ができました。天気も優れていて、よい一日でした!

タイからSanu Mahatthanadull先生(Mahachulalongkornrajavidyalaya University)およびApinya Fuengfusakul先生(Chiang Mai University)が参加され、北大の櫻井義秀先生が報告者として、神戸大の伊藤友美先生がコメンテータとして、パネルに加わりました。そして本ゼミ生の亀山光明氏も「戒律」を軸に、日泰仏教交流の視点から報告しました!東南アジア諸国の仏教との関係を考えるのは、近代日本仏教研究に残された大きな課題のひとつで、本ゼミで今後も取り組んでいきたいと思います!

主旨説明を行うゴダール先生
Sanu Mahatthanadull, “Modern Buddhism, Education, and the State in Thailand and Japan”
Sakurai Yoshihide, “Engaged Buddhism in Thailand and Japan: ‘Development Monks’ and Disaster Relief”
Apinya Fuengfusakul, “Female Movements in Contemporary Thai Theravada Buddhism”
Kameyama Mitsuhiro, “Late Nineteenth Century Japanese Encounters with Theravada Buddhism”
パネル全体に対してコメントする 伊藤友美先生

さらにカンファレンスの別のセッションで、ゼミ生の高橋優香氏が「Yoshimoto Takaaki’s Perspective on Aging」と題して、初の英語報告を果たしました!吉本隆明による「高齢」をめぐる語り方と、彼の親鸞論との関係で考えたものです。高橋氏も、今後とも頑張ってください!

高橋氏、お疲れ様です!
Posted in 国際集会 | Leave a comment

エレン・ヴァン=フーテム先生が東北大でご講演!

2019年12月13日(金)、九州大学人文科学研究院のEllen Van Goethem先生がこちら東北大学国際文化研究科でご講演なさいました。欧米では日本古代史第一人者の一人で、長岡京および桓武天皇について貴重な成果を発表してきたヴァン=フーテム先生には今回、近代における平安神宮の形成について、話して頂きました。

平安遷都1100年の記念事業の一環として、日清戦争の時期に創祀されたこの神社は、以降も公共空間として京都の近現代史において重要な役割を果たし、今は「日本」のひとつの象徴として、国際的に機能しています。普段、仏教史に没頭するゼミ生は、神道史の話もヴァン=フーテム先生のような専門家から聴けて、とても贅沢な時間でした。

ヴァン=フーテム先生、我々東北大を今後ともよろしくお願いします!また是非、来てください!

Posted in 講演会 | Leave a comment