2020年度院生募集!

思想史学・宗教学の視点から「日本学」の研究(特に近現代仏教関連のテーマ)に取り組みたい方は、気軽にご相談ください。 非正規の「研究生」の相談も受け付けています。

ゼミ紹介(English here

春季試験受付期間:2019年12月26日~ 2020年1月10日
試験日:2020年2月13日・14日

※院試出願情報
博士課程前期2年の課程(修士)
博士課程後期3年の課程(博士)

Posted in 入試情報 | Tagged , , | Comments Off on 2020年度院生募集!

日本のキリスト教と帝国主義をめぐるアンダーソン先生の講演会!

2019年11月20日(水)に、エミリ・アンダーソン先生による講演「日本帝国を神の国に――20世紀初期のキリスト教徒と帝国主義」を開催いたしました。講演は本研究科の国際日本研究講座に加え、文学研究科日本思想史研究室および東北韓国学フォーラムの合同企画で、片岡龍先生を司会として、京都大学の小倉紀蔵先生の集中講義の一環として開催されました。20世紀前半における日本のキリスト者の大陸での活動について多くの業績を出してきたアンダーソン先生は、報告後、小倉先生のご指摘のみならず、多くの学生の質問に答えて、盛会でした。アンダーソン先生、我々の東北大を今後ともよろしくお願いします!

当日、とても盛り上がりました!
Posted in 国際日本研究講座, 講演会 | Leave a comment

国際研究集会「東西文明論の近代」を開催しました!

2019年11月16日から翌日にかけて、本ゼミのクラウタウ先生やゴダール先生が朱琳先生と合同で展開しているプロジェクトの一環として、国際研究集会「東西文明論の近代――政治・宗教・美術」を開催いたしました。

一日目、日文研の稲賀繁美先生が「東西比較の方法論」と題する基調講演を行い、透視図法のようなテクニックの日本的受容に加え、「平等」や「無」のような哲学的な要素の世界化過程に焦点を当て、「比較」への視座を示しました。質疑応答の際、東京大学の苅部直先生や東北学院大の鐸木道剛先生からの指摘があり、議論が大いに盛り上がりました。

ゴダール先生が司会をつとめる、土曜日の基調講演の様子!
基調講演修了後、懇親会を楽しむ先生方!

二日目の17日に、パネルセッションが開かれました。国際基督教大学の岡本佳子先生は、岡倉天心(1863-1913)のアジア論を中心として、その全体像にせまる報告を行いました。続いて、広東外語外貿大学の趙暁靚先生は吉野作造(1878-1933)の民本主義と中国の伝統思想との関係について報告し、最後に本学の朱琳先生が洋画家・児島虎次郎(1881-1929)の作品に現れる「東西」について話しました。それらに対して、東大の苅部先生がコメントし、オーディエンス側から稲賀先生が最終的なまとめを行いました。

二日間にわたって、非常に盛り上がる集会となりました。本会のために遠方からわざわざ東北大にお越し頂いた先生方、ありがとうございます!今後ともよろしくお願い申し上げます。

二日目も、とても盛り上がりました!
Posted in 国際集会 | Leave a comment

ボローニャ大学での国際シンポジウムに参加!

イタリアのボローニャ大学と東北大学の合同シンポジウムImages, Philosophy, Communicationが2019年11月11日から12日にかけて行われ、ゼミ生の呉佩遙氏が発表してきました。このシンポジウムは、日本学国際共同大学院プログラムの一環であり、学際的かつ国際的な知見を交流する場として開かれました。呉氏は “The Formation of ‘Faith’ and the Journal Shinbukkyō in Modern Japan: On Sakaino Kōyō’s Thought and Activities” という題目で英語の報告を行い、東北大学文学研究科文化人類学研究室の川口幸大先生から新仏教徒らの「信仰」の内実をめぐって、ご指摘いただきました。その後、ボローニャ大学で美術史や哲学を専門とする学生たちと交流し、他分野に所属する方からの意見をいただきました。

近代日本の信仰論について報告する呉氏

ボローニャは古代ローマ時代の都市であり、歴史的な建築と芸術作品がたくさん残っています。大会終了後、東北大学とボローニャ大学の学生たちがボローニャを満喫しました!

ボローニャの中心地にある古い町並み
宗教史オタクには嬉しい教会めぐりです!
イタリアの宗教美術も楽しめました!
Posted in 国際集会, 日本学国際共同大学院 | Leave a comment

大澤広嗣先生、東北大でご講演!

11月8日に、文化庁宗務課の大澤先生が、こちら国際日本研究講座で公開講演を行いました(文学研究科の日本思想史研究室・現代日本学研究室との合同企画です)。先生は、勤務先の宗務課の仕事内容をご紹介の上、現在の「宗教法人」の仕組について詳しく説明し、さらに明治憲法以前の「宗教」関係の一連の布告等を概観し、日本における「宗教行政」から「宗務行政」への流れを指摘されました。

1939年4月「宗教団体法」の「認可主義」、1945年12月「宗教法人令」の「準則主義」、そして現在につながる1951年4月「宗教法人法」の「認証主義」という展開を各時期の社会背景との関係で講じられ、「単位宗教法人」や「包括宗教法人」の相違についても説明を頂きました。『宗教年鑑』を編まれている大澤先生から、このような話が頂けるなんて宗教史オタクの我々からして、極めて嬉しい一日でした!(笑)

講演の趣旨を丁寧に説明する大澤広嗣先生!
ほぼ満席でした!
報告後のクラウタウ先生、金原先生、大澤先生、繁田先生
そして講演終了後、大澤先生を囲む会も!
Posted in 講演会 | Leave a comment

東アジア日本研究者協議会(EACJS)の学術大会に参加!

クラウタウ先生と日本思想史学会組が茨城大で活躍していたのと全く同時期の2019年11月1日から3日にかけて、ゴダール先生はゼミ生の一部を率いて、台湾大学にて行われた東アジア日本研究者協議会(East Asian Consortium of Japanese Studies , EACJS)の第4回国際学術大会に参加してきました。EACJSは、北米を中心としたアジア研究協会(AAS)、欧州を中心としたヨーロッパ日本研究協会(EAJS)と並んで、東アジア地域における日本研究者の国際的交流促進のために創設された国際カンファレンスです。

大会の2日目に、ゴダール先生と亀山光明氏は、パネルセッション「近代日本の日蓮主義における信仰とプラクティス」にて報告を行いました。本パネルセッションは、従来の研究において、近代的な合理主義の下に「儀礼」や「プラクティス」といった側面が閑却されてきたことを踏まえ、信仰と実践の関係を、近代日本の代表的な仏教運動である日蓮主義を題材として再考すべく企画されたものです。パネルでは、ゴダール先生による「昭和初期の日蓮主義と東亜連盟運動における女性」や亀山氏「明治中後期の法華運動と肉食妻帯――田中智学を中心に」の他に、駒澤大学研究員の君島彩子先生の「彫刻家、竹内久一と日蓮主義」、筑波大学大学院の牧野静氏による「宮沢賢治の法華信仰と菜食主義」の報告もあり、それらに対して大阪大学のユリア・ブレニナ先生がコメントしました。当日はフロアからも日蓮主義の有する普遍性と国家との関係や、如何にして多様性と広がりを有する日蓮主義を通時的に把握するのかなどについて質疑がおこなわれました。最後にブレニナ先生から、従来の在家主義図式の再考、物質文化という未開拓の領域、菜食主義という新たな実践、女性の役割とネットワーキングなどの多様な方面から日蓮主義を捉えることで、同運動の新たな可能性を検討することの意義が示されました。

パネリストと田中智学(笑)

本パネルの他に、ゼミ生の楽星氏が「東アジアにおける思想交流史」分科会で報告しました。楽氏の報告「アジアという言葉からみる日本の自他認識の展開――雑誌『太陽』におけるアジア言説を中心に」をめぐって、台湾・淡江大學の王嘉臨先生などから質問があり、「亜細亜」という言葉の定着と「アジア主義」の概念形成との関連性について、指摘されました。さらに「帝国日本の支配と植民地社会の変容」の分科会でも日本史研究室所属の簡冠釗氏による「近代日本の対中国文化外交――東方文化事業における研究助成事業を中心に」の報告もありました。大会終了後は、ゼミ生が台湾の美食と風景も楽しみました!

Posted in 国際集会 | Leave a comment

日本思想史学会・2019年度大会に参加!

2019年11月2日から翌日にかけて茨城大学にて行われた日本思想史学会の2019年度大会に、近代日本研究ゼミの院生が参加してきました。

一日目、クラウタウ先生がシンポジウム「中世から近世へ――16・17世紀の思想史的課題」の司会を務めました。シンポジウムでは明星大学の前田雅之先生「中世から近世へ―古典注釈の展開を通して」、愛知学院大の下川玲子先生「朱子学的理の確立――16・17世紀の思想史的意義」、國學院大の齋藤公太先生「16・17世紀における『神皇正統記』の受容と正統論の形成」の報告があり、それらに対して学習院大の兵藤裕己先生やハイデルベルグ大学のアンナ・アンドレーヴァ先生がコメントされました。出席者も多く、議論が大いに盛り上がりました。

大会二日目の11月3日に、ゼミ生の山口陽子氏および呉佩遙氏が第二部会で報告しました。山口氏「加藤咄堂と品性修養――禅による感化」に対して、平山洋先生(静岡県立大学)や大谷栄一先生(佛教大学)などから質問があり、世紀転換期の仏教者による禅と国民道徳との関係が問われました。呉氏「中国仏教史の創出――境野黄洋の支那論に関する一考察」に対しても多くの質問があり、国立民族学博物館の石原和先生は境野の叙述と内藤湖南ら同時代の「東洋」論者との関係について指摘されました。東北福祉大の前身たる曹洞宗専門支校で勉強した境野をめぐって、同大学所属の冨樫進先生からも助言があって、司会の林淳先生(愛知学院大)からも多くの指摘を頂き、二人とも今後につながる、充実した報告でした。

平山先生の質問に答える山口氏、そして境野の「支那」を新仏教運動との関係で説明する呉氏。最後は近代仏教研究関係者の集合写真!

今回も無論、懇親会後の二次会まで話が続き、地ビールの常陸野ネストを頂きました!

Posted in 学術大会 | Leave a comment

Kanahara Noriko joins the Modern Japan Seminar! 金原典子先生がGSICSフェローとして近代日本ゼミに!

今年の8月にシカゴ大学でジェームズ・ケテラー先生の下で博士論文を提出し、先月にこちらで公開講演を行った金原典子先生は、GSICSフェローとして、国際文化研究科国際日本研究講座の近代日本ゼミに加わることになりました。ゼミ生として、非常に嬉しいことです。金原先生は、日本におけるムスリムおよびイスラームの認識をめぐって、研究を続ける予定です。近代日本宗教史に取り組む我々近代日本ゼミにとって、とても貴重な存在です。金原先生、これからもよろしくお願いします!

金原先生、今後とも国際日本研究講座のこと、よろしくお願いします!
Posted in ゼミニュース | Leave a comment

ハッピー・ハロウィーン!

芋煮会より更に激しい雨にも負けず、先週の金曜日にゼミのハロウィーンパーティーが開かれました。その日は授業があって、リチャード・ジャフィ新著『 Seeking Śākyamuni』をめぐってディスカッションが非常に盛り上がりました。その勢いで、ゼミ生も教員もヒーローや妖怪に「変身」して、「天竺」を探す旅に出ました(地下鉄で)。

ジャフィ先生の新著をまじめに読んで… からの、変身!

カオナシのままでは飲み食いできないと気づいた亀山氏が本地を現す。

魔女たちと死神、赤ずきんとアナ、そして巫女さんまで!「神話と童話の世界を「宗教」でまとめていいですか、先生?」

白雪姫に合わせたはずの小人はどうかしら… あ、ゴダール先生と並ぶと小人に見えますね、クラウタウ先生(笑) #「小人」「言説」

現代日本学の茂木先生はムスカでご登場。やはり今回の最優秀賞は、ワンパンマンのゴダール・サイタマ先生!

趣味で教員をやっている者だ!!

Posted in 親睦会 | Leave a comment

上映会を開催いたしました!

2019年10月20日は、菅尾健太郎監督 「トレス・ジョイアス〜多文化社会で輝く仏教〜」の上映会・トークイベントを開催いたしました。このイベントは、10月12日(土)に開催予定でしたが、台風19号の影響で延期となり、20日(日)に開催いたしました。

「仏・法・僧」という三章に分かれているこのドキュメンタリーで描かれた「ブラジル仏教」の事例を通して、文化の「越境性」をめぐって、いろいろと考えさせられました。「西洋人」という自己認識をもつ多くのブラジル人が、「東洋の宗教」たる「仏教」を受容する上での諸問題が描かれ、上映後のトークも非常に盛り上がりました。

菅尾先生、お越し頂きありがとうございます!

上映中の風景

ディスカッション中の菅尾監督と実践宗教学の高橋原先生

最後まで残った皆様。お疲れ様です!

Posted in 研究会 | Leave a comment