RENKEI

概要
  • 名称:日英大学間連携プログラム Japan-UK Research and Education Network for Knowledge Economy Initiatives(RENKEI)
  • 設立:2012年
  • 加盟機関:日本4大学、英国6大学 計10大学
    (日本側)東北大学、九州大学、立命館大学、慶應義塾大学
    (英国側)エディンバラ大学、リーズ大学、リバプール大学、ニューキャッスル大学、サウサンプトン大学、ダラム大学
  • WEBブリティッシュ・カウンシル ウェブサイト

RENKEI(レンケイ)は、共同研究、知識移転、人材育成の分野において産業界との連携を強化し、未来の社会のリーダーを輩出する仕組みをつくることを目的として2012年に設立された日本と英国の二国間型コンソーシアムです。本学は創設メンバーとして参画しています。

主な活動

日英の加盟大学が共同でさまざまなテーマに基づいたワーキンググループを立ち上げ、学生、教員を対象としたプロジェクト、スクール等を毎年開催しています。プロジェクトでは、各加盟校からの参加者による英語によるディスカッションを始めとし、企業訪問、講義等が実施されます。学生、若手研究者の参加にあたっては、プロジェクトの多くで一部又は全ての旅費の助成が行われます。

Annual Report 2019-2021(ブリティッシュ・カウンシルウェブサイトからPDFをダウンロードします。)

これまでの活動実績

ブリティッシュ・カウンシルによる活動報告(外部サイト)

参加学生の声

2022年度実施 RENKEI 10周年記念若手研究者フェローシッププログラム参加者の声


私はこのRENKEI 10周年記念若手研究者フェローシッププログラム及びウィンタースクールに参加できることを光栄に思います。このプログラムは、気候変動適応とレジリエンスに焦点を当て、日英の大学によって実施されており、京都大学において開催されるウィンタースクール(期間:11月28日~12月2日)は、全参加者が対面で一堂に会すメインイベントとなっています。

ウィンタースクールでは、著名な教授や専門家による講義やポスタープレゼンテーション、様々な分野の研究者とのディスカッション、防災・減災分野の研究室や京都の洪水被害を防御する施設へのフィールドトリップ等の様々な活動が行われました。私は、ウィンタースクールの期間中、講義、ポスターセッション、ディスカッションを通じ新しい考え方や知識を得ただけではなく、素晴らしいたくさんの人々と出会い、仲間となることができました。自身の研究へのフィードバックも数多く得ることができ、それらは自分自身や研究をよりよいものとするための手助けとなります。フィールドトリップやエクスカーションからは、過去の災害から学ぶことや、地域や文化の価値を守りながら効果的な防災、減災、適応のための戦略を生み出すことがいかに重要かを学びました。

このウィンタースクールは、私の博士論文研究の主題でもある食料生産やセキュリティといった様々な研究分野における気候適応とレジリエンスを網羅するため、分野横断的研究と専門家同士の協力の価値にも重きを置いています。加えて、ウィンタースクールとこのRENKEIプログラムを通じて作られた数多くの専門家や若手研究者たちとの関係性は、例えば時折メールやメッセージをやり取りすることによってプログラムが終了したあとでも深められ続けていく強みとなります。研究者としてのキャリアにおいて、早い段階でこのような機会を得られたことは幸運です。これからも互いに連絡を取り合い、コラボレーションの輪が広がっていけば幸いです。

(大学院環境科学研究科 Amalia Nafisah Rahmani Irawanさん)(訳:国際企画課)

 

大学間コンソーシアムに関するお問い合わせ

国際企画課国際連携係
電話:022-217-5578/6182
Email:kokusai-kgrp.tohoku.ac.jp