RENKEI

概要
  • 名称:日英大学間連携プログラム Japan-UK Research and Education Network for Knowledge Economy Initiatives(RENKEI)
  • 設立:2012年
  • 加盟機関:日本5大学、英国5大学 計10大学
    (日本側)東北大学、九州大学、立命館大学、慶應義塾大学、上智大学
    (英国側)リーズ大学、リバプール大学、ニューキャッスル大学、サウサンプトン大学、ダラム大学
  • WEBブリティッシュ・カウンシル ウェブサイト

RENKEI(レンケイ)は、共同研究、知識移転、人材育成の分野において産業界との連携を強化し、未来の社会のリーダーを輩出する仕組みをつくることを目的として2012年に設立された日本と英国の二国間型コンソーシアムです。本学は創設メンバーとして参画しています。

主な活動

日英の加盟大学が共同でさまざまなテーマに基づいたワーキンググループを立ち上げ、学生、教員を対象としたプロジェクト、スクール等を毎年開催しています。プロジェクトでは、各加盟校からの参加者による英語によるディスカッションを始めとし、企業訪問、講義等が実施されます。学生、若手研究者の参加にあたっては、プロジェクトの多くで一部又は全ての旅費の助成が行われます。

Annual Report 2019-2021(ブリティッシュ・カウンシルウェブサイトからPDFをダウンロードします。)

これまでの活動実績

ブリティッシュ・カウンシルによる活動報告(外部サイト)

参加学生の声

2025年度実施 RENKEIワークショップ参加者の声

2025年5月6~9日に英国ニューカッスル大学・ダラム大学で開催されたRENKEI “Just Transitions Week” に、ECR(Early Career Researcher)として参加いたしました。

ワークショップではイギリスと日本、複数の大学から数多くの若手研究者が集まり、気候変動下のジャストトランジションをテーマに共同研究を構想するサンドピット形式ワークショップが行われました。私は経済地理学・GIS・空間統計を専門とする立場から、ネットワークサイエンスと地理学、経済学、環境科学を組み合わせた「サーキュラーエコノミー推進のための廃棄物フロー可視化モデル」を提案し、最終日の模擬グラントパネルで発表しました。

プログラムを通じて、多様な専門性が交差する中で自分の研究を国際連携へ拡張する具体的な足掛かりを得るとともに、学際的議論の重要性を再認識しました。博士課程1年という早い段階で参加できたことは、将来の研究キャリア形成に大きな財産となったと考えております。

最後に、このような貴重な機会にお声掛けくださった小森大輔先生、中谷友樹先生、ならびに東北大学国際企画課の皆様に深く感謝申し上げます。

(大学院環境科学研究科 永田将真さん)

大学間コンソーシアムに関するお問い合わせ

国際企画課国際連携係
電話:022-217-5578/6182
Email:kokusai-kgrp.tohoku.ac.jp