Cooking 世界の食文化

آش رشته

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 こんにちは、本條です。今年度卒業されるモハマドさんが、イランの伝統料理「アーシュレシテ」を振舞ってくれたのでその様子をお伝えします。

アーシュレシテはイランの一般家庭で食べられるスープ麺とのことで、その麺が研究室に提供されてから早一年、作り方が分からずに放置されてきました。モハマドさんが修了してしまう前に作りたいねと話していたところ、マーマイトなどの変わった料理にハマっている遊佐先生の誕生日が近いとのことで、パーティー料理として作る事になりました。

こちらが話題の麺、ペルシャ語では「レシテ」が麺を意味するそうです。

先週のうちにほうれん草500 gやひよこ豆500 gなどの材料を買ってきていましたが、それだけでは全然足りなかったようで、ほうれん草が更に500 g、ニラ500 g、パセリ、玉ねぎ、その他2種類の豆類が500 gほど買い足されていました。

10時頃に研究室に着くとほとんど完成しており、研究室に入ると茹でたニラのいい匂いがしていました。(7時くらいから準備してくれていたようです。)直接作り方は学べませんでしたが、レシピはWeb上に載っているので割愛。

その後も2時間ほど煮込み続けると、1.5 kgの野菜が溶け出して更に緑色になっていました。日本では見ない色なのでかなり衝撃的です。麺を加えて10分程したら、いざ実食。

アーシュレシテ、器によそぐ前のインパクトは過去一でした。

実際の味は、お肉を使用していないからか優しい味で、思ったより悪くない、むしろ食べるにつれて段々美味しくなる味でした。オプションとして、炒めた玉ねぎや胡椒、麻辣醤を加えても美味しかったです。イランでは塩っ気のあるヨーグルトが売られていて、それをかけて食べるようです。

緑色のスープを飲めるようになったことで、これから先の人生における食事の選択肢がかなり増えた気がします。

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