植木理事・副学長が日英大学間連携プログラム(RENKEI)総会に出席しました

9月29日に東京の駐日英国大使館で開催された日英大学間連携プログラムJapan-UK Research and Education Network for Knowledge Economy Initiatives(RENKEI)総会に、植木俊哉理事・副学長が出席しました。
RENKEIは日本と英国の12大学が、双方の知識を共有し、共同研究を行う二国間大学ネットワークで、政府、産業界等様々なステークホルダーとの連携強化に取り組んでいます。

RENKEI総会は、加盟校の理事・副学長が一堂に会し、今後の運営や方向性について議論する重要な会議です。今年は3年ぶりに対面で開催され、日英の加盟校から24名が出席しました。
新型コロナウイルスの流行、地政学的状況の変化など、RENKEIの発足時には予想だにしなかった様々な出来事に直面する社会において、現行の共同研究のテーマ(「気候変動(Climate Change)」と「健康(Health)」)に加えて今後新たに取り組むべき分野について、活発に意見が交わされました。また、今後期待される学生交流の機会の創出についても議論されました。
また、ニューキャッスル大学から、RENKEIの設立10周年事業として実施されている気候変動分野における若手研究者交流プログラムの進捗報告がありました。当該事業のメインイベントとして本年11月から12月に京都大学において開催されるウィンタースクールの紹介があり、若手研究者及びメンター役となるシニアレベルの研究者が約1週間、対面で交流する予定であることが報告されました。

翌30日には、RENKEI設立10周年を記念するイベントが東京の国際文化会館で開催され、加盟校、政府機関、産業界から約60名が参加しました。冒頭、ロングボトム駐日英国大使と井出文部科学副大臣から、開会の辞において、本枠組みを通じた両国の連携の重要性や今後の活動への期待などが述べられました。続いて、RENKEIで実施されている共同研究プロジェクトの2つテーマ(「気候変動(Climate Change)」と「健康(Health)」)について、それぞれの代表研究者から活動実績の報告が行われました。その後、参加型アクティビティを通じた参加者同士の交流が行われ、午後には、多様なステークホルダー連携による地球規模課題へのアプローチをテーマに、RENKEI加盟校出身の企業経営者や産学連携に取り組むアメリカの非営利団体代表者等による取組の事例紹介や、産学官の登壇者によるパネルセッションが行われました。

日英大学間連携プログラム (RENKEI)についてはこちら

【RENKEI総会において意見交換する参加者】

 

 

 

 

 

 

 

【RENKEI総会において発言する植木理事・副学長】

 

 

 

 

 

 

 

【RENKEI設立10周年記念イベント集合写真(写真提供:ブリティッシュ・カウンシル)】

 

 

 

 

 

 

【RENKEI設立10周年記念イベントにおける参加型アクティビティの様子】

 

 

 

 

 

 

 

問い合わせ先:
総務企画部国際企画課国際連携係
TEL:022-217-6182・5578
E-mail:kokusai-k@grp.tohoku.ac.jp