2022年7月6日(水)から9日(金)にシンガポールのナンヤン工科大学で開催された第26回環太平洋大学協会(APRU)年次学長会議に、大野英男総長が出席しました。APRU年次学長会議は、環太平洋地域各国の研究・教育をリードする加盟大学の学長が一堂に会し、地域共通の課題に関して議論を行うAPRUの最も重要な会議です。
本会議は、新型コロナウイルス感染症の影響により対面での開催は2019年以来3年ぶりとなりましたが、加盟大学の学長19名を含む約100名が参加し、「Reconnecting in a Sustainable World: 持続可能な世界における再接続」というテーマの下、気候変動や将来におけるパンデミックの抑止等について講演やパネルディスカッションを行いました。
大野総長は、ポストコロナ世界において取り組むべき喫緊の課題や、その解決にむけた相互協力の必要性をテーマとするセッションにパネリストとして登壇し、プレゼンテーションを行いました。大野総長は、リング・オブ・ファイヤーと呼ばれる環太平洋地域において災害に関する知見を共有することの重要性に触れながら、本学がハブを務めるAPRUマルチハザードプログラムの活動を中心に、新しい防災国際標準規格の発効を目指す防災ISO活動等も含め、第3回国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組2015-2030」の実現に資する本学の取組について、幅広く紹介しました。
また、この会議の期間中、大野総長と植木俊哉理事・副学長はシンガポール在住の本学同窓生との懇談会を行いました。
APRUウェブサイト:https://apru.org/event/26th-apru-annual-presidents-meeting/
【APRU年次学長会議でプレゼンテーションを行う大野総長(右は香港中文大学Tuan学長)】(写真提供:APRU)
【APRU年次学長会議閉会レセプション(左からTremewan APRU事務局長、大野総長、シンガポール国立大学Tan学長、マラヤ大学Shukor学長)】(写真提供:APRU)
【大野総長とシンガポール在住同窓生との懇談会】
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