4月19日(火)、駐日英国大使館ジュリア・ロングボトム大使が本学を訪問し、東北メディカル・メガバンク機構視察、大野総長への表敬訪問及び材料科学高等研究所(AIMR)視察を行いました。
東北メディカル・メガバンク機構では、山本機構長らとともにUKバイオバンクとのこれまでの連携や、英国の産業界との今後の連携の可能性について話されたのち、最新鋭の施設を見学されました。
大野総長への表敬訪問にはブリティッシュ・カウンシルのマシュー・ノウルズ駐日代表も参加し、植木理事・副学長、小谷理事・副学長、佐藤副学長らと本学と英国とのコラボレーションについて幅広い議論が行われました。
ロングボトム大使は、日英の関係を“Friendly competition”(切磋琢磨)と表現し、サイエンス分野における英国のリーディングパートナーは日本であり、今後も様々な分野で共同していくことへの意欲が述べられました。
大野総長は、特に本学の最近の重点分野となっているデータとグリーンエコノミーに関する取り組みを紹介しました。データ分野では、本学のキャンパスに完成予定の次世代放射光施設を活用することにより生まれる様々な可能性を、グリーンエコノミーについては、昨年創設したグリーン未来創造機構を通じ研究成果を社会へ還元することの重要性を説明し、ロングボトム大使もこれらの分野における本学と英国との今後の共同に一層期待を示されました。
AIMR視察においては、機器室や研究室の見学が行われた他、水藤副所長、西山研究支援部門長が、企業の後援を得て国内外から学生を招致して行われたインターンシップの事例を紹介しました。ロングボトム大使は、産学が連携し学生を支援するこの取り組みに深い関心を示されました。
【東北メディカル・メガバンク機構 シークエンス解析施設見学の様子】
【総長と意見交換する様子】
【AIMR熊谷研究室見学の様子】
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