アメリカ・ケースウェスタンリザーブ大学と大学間学術交流協定を締結

2015年7月29日(水)、本学・里見進総長とケースウェスタンリザーブ大学・Barbara Snyder学長との間で、 大学間学術交流協定が締結されました。クリーブランドで開催された調印式には、 在デトロイト日本国総領事館より片山和之総領事が立会人として同席したほか、下村博文文部科学大臣からの祝辞が読み上げられました。

また、7月29日(水)、30日(木)の2日間にわたり、本学とケースウェスタンリザーブ大学の共催でデータ科学シンポジウムが開催され、 本学からは情報科学研究科、医学系研究科、多元物質科学研究所、東北メディカル・メガバンク機構の研究者・学生が参加し、研究交流を深めました。

ケースウェスタンリザーブ大学は、オハイオ州クリーブランド市にあるケース工科大学(1880年創立)とウェスタン・リザーブ大学(1826年創立) を前身とし、1967年に創立された工科系総合大学です。医療や生命情報学等の分野で顕著な功績があり、教育面ではデータ科学を半必修化しており、 研究面では医療分野への応用が先端的であると知られています。卒業生には16名のノーベル賞受賞者がおり、 アメリカの教育・文化面においてきわめて重要な役割を担っています。

本協定の締結により、スーパーグローバル大学創成支援事業におけるデータ科学国際共同大学院設立に向けて連携を図ると同時に、 データ科学分野の研究・教育についての協力が進むことが期待されます。


(トップ写真)右から里見総長、片山総領事、Snyder学長