貿易大学(ベトナム・ハノイ)に東北大学-貿易大学共同事務所を開設

里見進総長(左)とBui Anh Tuan学長(右)
里見進総長(左)とBui Anh Tuan学長(右)

2015年12月3日、東北大学は大学間協定校であるベトナムの貿易大学(ハノイ)内に「東北大学-貿易大学共同事務所」を設置し、現地にて開所式を行いました。

この共同事務所は、本学がスーパーグローバル大学創成支援(トップ型)に採択されたことを受け、本学のグローバル戦略の一環として、ベトナムの貿易大学と連携しながら留学・教育環境の一層の充実を図ることによって、本学の最重要課題である教育の国際化及びグローバル人材育成を推進するという役割を担います。

当日は、本学の里見進総長、貿易大学の Bui Anh Tuan学長、柳淳在ベトナム日本国大使館次席公使、松下高士JICA ベトナムオフィスSenior Project Formulation Advisorからの祝辞に続き、本学の植木俊哉理事による東北大学紹介、末松和子グローバルラーニングセンター副センター長による本学の留学プログラム紹介、過去に本学の留学プログラムに参加した貿易大学学生による留学体験紹介が行われました。

会場には貿易大学の幹部を始め、ベトナム・日本人材協力センター、日本企業の現地法人、支店などの関係機関代表のほか、過去に本学へ留学経験のある貿易大学の学生及び卒業生など約50名が出席し、その開所を祝いました。

※貿易大学…経済学、経営学、外国語学部を中心とした人社系でベトナムトップレベルの大学。外交や経済界で活躍する人材育成に力を入れ、ベトナム各界の指導的人材を輩出している。キャンパス内には、JICAの財政支援による「ベトナム・日本人材協力センター」が併設され、ベトナムに進出する日本企業とも連携しながらビジネスの専門人材を育成している。本学とは平成25年8月15日に大学間協定を締結。

祝辞を述べる里見進総長
祝辞を述べる里見進総長
オフィス前でのテープカット式典の様子
オフィス前でのテープカット式典の様子