2016年3月3日(木)、スウェーデン王立科学アカデミーのGunnar Öquist(グンナー・エクイスト)前事務総長とスウェーデン・ルンド大学兼王立工科大学のMats Benner(マッツ・ベンナー)教授が、日本における研究機構の発展や科学研究の現況と将来的ビジョンにかかる調査のため里見進総長を訪問し、意見交換を行いました。
意見交換では、伊藤貞嘉理事(研究担当)、山口昌弘副理事(国際交流担当)及び清家弘史准教授(URAセンター)が陪席し、研究組織におけるガバナンスの変遷、科学技術・学術政策への大学側の対応の他、研究やその組織のグローバル化への課題等につき、東北大学の取り組みを示しながら議論をしました。
また、エクイスト前事務総長らは里見総長との意見交換後、小谷元子AIMR機構長を別途訪問され、本学におけるWPIプロジェクトの成果と今後の動向につき意見交換を行いました。
※スウェーデン王立科学アカデミーはノーベル物理学賞、化学賞、経済学賞の選考委員会を運営している。
(トップ写真)左から、山口副理事、伊藤理事、里見総長、Öquist前事務総長、Benner教授、清家准教授