第6回日露学長会議をモスクワで開催

共同議長を務めたサドーヴニチィ学長と里見総長
 

2016年10月6日(木)、第6回日露学長会議がモスクワ国立大学において開催され、本学の里見進総長がモスクワ国立大学のヴィクトル・サドーヴニチィ学長と共に共同議長を務めました。

本会議は、グローバル化の急速な展開に伴う環境変化への対応や様々な課題の解決に向け、日露の大学が有する知識・経験等に基づいて意見交換を行い、日露大学間の教育・研究交流の更なる推進を図り、パートナーシップの強化を目指すものです。

最初にサドーヴニチィ・モスクワ大学学長、里見東北大学総長による主催者挨拶に続き、大槻耕太郎 在露日本大使館公使参事官等による挨拶が行われました。続いて「大学と社会~現代世界の科学と教育~」というテーマで日露の大学を取り巻く現状と課題、それぞれの大学が取り組む重点施策等についての基調講演、プレゼンテーションが行われました。

会議には本学をはじめ日本から20大学、ロシアから46大学が参加し、全体討議ののち、本会議のとりまとめとしてコミュニケが採択され、日露代表(日本側:東北大学 里見総長、ロシア側:モスクワ大学 サドーヴニチィ学長)間で署名が取り交わされました。

また、この機会に本学文学研究科とモスクワ大学心理学部間のジョイントリー・スーパーバイズド・ディグリー・プログラム覚書の調印式も併せて行われました。

会場の様子(開会を告げる合唱に合わせ起立する参加者)