11月15日(土)インドのハイデラバードで行われた第四回日印大学等フォーラムに植木俊哉理事・副学長と山口昌弘副学長が出席しました。
本フォーラムは、科学技術振興機構(JST)の主催の下、2023年から毎年開催されており、日印の主要な大学が一堂に会して、両国の大学間連携の促進について意見交換を重ねてきました。第四回目となる今年は、インドから37大学、日本から36の大学・研究機関および12の企業・機関が参加しました。
日印科学技術協力協定の締結から40年を迎える2025年は、日印科学技術交流年として位置づけられています。今回は、日印国際頭脳循環の促進や若手人材の活用等をテーマに本会議が開催されました。
フォーラムは三部構成で実施され、第一部では、橋本和仁JST理事長はじめ、開催校のインド工科大学ハイデラバード校学長、駐インド日本国特命全権大使、文部科学省大臣(ビデオメッセージ)、そして日印の参加大学代表から挨拶がありました。
第二部では、3つのテーマの下、各参加大学が異なるトピックによる円卓会議に参加しました。植木理事と山口副学長は「グローバル志向の研究大学における日印共同研究等の連携強化」のテーマの下、「バイオテクノロジー」をトピックとするグループに参加し、座長の植木理事の司会進行により、各大学の紹介に続き、今後の連携促進についての議論をリードしました。
第三部では、日印の大学間での個別会合が実施され、本学は、インド理科大学院(IISc)、インド工科大学(IIT)マドラス校、IITデリー校、及び、IITガンディナガール校、IITロパー校の5大学と面談を行いました。それぞれの大学と、今後、連携を強化していく分野や、研究分野の連携に向けての具体的な方策などについて議論しました。
フォーラム全体を通して、日印大学間連携の可能性について活発な議論が行われ、フォーラムは盛況のうちに終了しました。
今後も東北大学は、インドの高等教育・研究機関との連携を強化して参ります。







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