4月17日、インドネシアのボゴール農科大学(IPB University)より、アリフ・サトリア学長、駐日インドネシア大使館のヘリ・アフマディ特命全権大使一行が東北大学を訪問し、冨永悌二総長、植木俊哉理事・副学長(総務・国際・学術資源担当)、農学研究科の北澤春樹研究科長等と面談を行いました。
面談の冒頭で、冨永総長は、ボゴール農科大学との農学分野におけるこれまでの連携と、新設の食科学国際共同大学院プログラムでのボゴール農科大学出身教員の活躍に言及し、農学分野での連携深化と拡大に加え、医学分野を含む多様な交流の発展に期待を述べました。
これに対し、アリフ・サトリア学長からは、これまでの実りある協力関係への深い感謝と国際卓越研究大学に認定された本学への国内外からの高い評価について賛辞が述べられました。さらに、インドネシアにおける喫緊のイノベーションニーズ、特に農産物の品質向上と輸出促進の重要性を強調され、その実現に向けて両大学の共同研究の推進と、より多くの学生を東北大学へ派遣したいという意向が示されました。
ヘリ・アフマディ大使もまた、これまでの連携に謝意を表され、インドネシア国内における日本への留学に対する高い需要に言及されながら、教育分野はもとより、幅広い分野での今後のさらなる交流と協力関係の発展に大きな期待を寄せられました。
また、今回の訪問では、両大学間の学術交流協定の更新に加え、新たにJointly Supervised Degree Program(共同指導学位プログラム)に関する覚書への署名が行われました。
今回の学術交流協定更新と共同指導学位プログラムの締結により、両大学における教育研究の連携強化が期待されます。
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