2024年11月26日(火)、インドネシアのバンドン工科大学にて開催された研究シンポジウムに植木俊哉理事・副学長が出席しました。本シンポジウムは東北大学の環境科学研究科とバンドン工科大学とで合同開催されたもので、東北大学からは吉岡敏明環境科学研究科長等が参加したほか、バンドン工科大学からはSuprijadi大学院長を始めとする多くの教職員および学生が参加しました。シンポジウムの冒頭にて植木理事から開会の挨拶が行われ、挨拶の中で植木理事は、環境科学研究科を中心とした東北大学とバンドン工科大学との長年の交流の実績に触れながら、今後も両大学の活発な学術交流が継続していくことへの期待を述べました。
また、植木理事はバンドン工科大学のWidjaja Martokusumo副学長(国際担当)と個別に面会を行いました。面会の中で植木理事は、東北大学が国際卓越研究大学の認定を受けたことを紹介しつつ、東北大学の一層の国際化の進展に向けてバンドン工科大学を始めとする海外の有力大学との連携をさらに促進していきたいとの意欲を述べました。Widjaja Martokusumo副学長からは、東北大学とは多年に渡る交流の歴史があることや、バンドン工科大学には東北大学の同窓生も在籍していることが触れられ、既存のコネクションや同窓生の活動等も通して、両大学間での学生交流や共同研究を一層拡大していきたいとの期待が述べられました。
植木理事は、バンドン工科大学訪問の後、インドネシア大学を訪問し、次期学長への就任が内定しているHeri Hermansyah工学部長と面会を行いました。Heri Hermansyah工学部長は東北大学工学研究科で修士号および博士号を取得しており、植木理事より冨永総長からの学長就任に関する祝賀状が手渡されました。Heri Hermansyah工学部長からは東北大学に対する謝意が示されるとともに、今後のインドネシア大学と東北大学とのさらなる交流進展に向けた意欲が述べられました。