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2024年8月5日(月)・6日(火)、米国ケースウェスタンリザーブ大学(CWRU)において、第10回CWRU-東北大学Data Science Symposium in Engineering and Life Sciencesが開催されました。このシンポジウムは、2015年の学術交流協定締結以来、毎年行われている研究会合であり、今回は10周年記念として、東北大学からは張替秀郎理事・副学長や山口昌弘副学長を含む約20名の研究者が参加し、CWRUからも約40名が出席しました。
5日の開会式に先立ち前日に行われたレセプションでは、CWRU Eric W. Kaler学長や本学張替秀郎理事・副学長が祝辞を述べ、両者はこれまで大学間学術交流協定に基づき深めてきた両校の連携について、今後さらに学際的かつより強固なものに発展させていきたいとの展望を述べました。
本シンポジウムの前後に、本学訪問団は、クリーブランド・クリニック・ヒルクレスト病院理事長・在クリーブランド日本国名誉領事の藤田浩之博士やCWRU Daniel Lacks副プロボストと面談しました。また、CWRUと協力関係にあり、隣接するクリーブランド・クリニックを視察し、関係者との意見交換を行いました。同病院は、臨床と研究・教育を統合した非営利医療センターであり、先進的な取り組みと高い実績で世界的に知られています。意見交換では、教育・研究・ガバナンスの具体的に取組みについて説明を受けたほか、イノベーション・産学連携等における本学との協力可能性などについて話し合われました。
今後、東北大学とCWRUやクリーブランド・クリニックの間での学術研究や若手研究者交流がさらに深化・発展することが期待されます。
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写真:ⓒAndrew Jordan
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