【ワシントン大学佐々木教授挨拶の様子】
本学と米国・ワシントン大学が共同で設置するアカデミックオープンスペース(University of Washington-Tohoku University : Academic Open Space;以下、AOS)では、学術・学生・教職員の交流を促進する活動を実施しています。
6月7日(金)、AOSの活動の一環として、ワシントン大学で本学との連携に協力をいただいている佐々木富和教授の紹介により、化学科からChampak Chatterjee教授と生物工学科からDaniel Chiu教授が来訪し、「Science and Engineering at the Interface of Chemistry and Biology」をテーマにワークショップを開催しました。
冒頭、ワークショップのチェアを務める佐々木教授から、AOSにおける本学との協力の取組概要について紹介がありました。その後、山口副学長が開会の挨拶を行い、AOSを通じたUWとの化学分野での連携強化に関する本イベントの意義について触れるとともに、佐々木教授及び講演者をはじめとする参加者に対し、感謝の言葉が述べられました。
続いて、Chiu教授から「医療界で大きな関心を集めているリキッドバイオプシーとその測定について」、Chatterjee教授から「化学タンパク質合成によるクロマチンの複雑さの明確化」について講演されました。また、珠玖仁教授(工学研究科)、小川智久教授(農学研究科)それぞれの研究紹介のほか、佐藤伸一准教授(学際科学フロンティア研究所)、伊野浩介准教授(工学研究科)、松林英明助教(学際科学フロンティア研究所)の3名の若手研究者から研究紹介が行われました。各講演の後は質疑応答が行われ、化学の分野における有意義な学術討論の場となりました。
今回のワークショップを契機とし、本学とワシントン大学の化学分野での連携がさらに深まることが期待されます。
【講演するDaniel Chiu教授】
【講演するChampak Chatterjee教授】
【開会挨拶を行う山口副学長】
【ネットワーキングの様子】
【ランチネットワーキングの様子】