ワシントン大学病院 南立宏一郎教授による講演会を開催しました

【ワシントン大学病院の南立宏一郎教授による講演】

本学と米国・ワシントン大学が共同で設置するアカデミックオープンスペース(University of Washington-Tohoku University : Academic Open Space;以下、AOS)の活動の一環で、2024年3月18日に講演会が開催されました。

ワシントン大学病院(麻酔科)の南立宏一郎教授による講演は、「アメリカ臨床医学の光と影」をテーマに星陵オーディトリウムで開催され、教員や学生など30名以上が参加しました。

南立教授は、アメリカの医療を契約に基づくビジネスと位置付け、一方で日本の医療を国家が提供する社会福祉として対比し、医療技術の革新と投資、医療デバイス企業のスキャンダル、オピオイド・クライシスなどの話題を通じて、アメリカの医療制度の光と影を明らかにしました。講演後は多くの質問が寄せられ、今後の医療政策や倫理について考えるきっかけとなる大変興味深いものとなりました。

【参加者からの質問の場面】