11月20~22日にイギリス・エディンバラで開催されたGoing Global Conference 2023に植木俊哉理事・副学長が出席しました。
Going Global Conferenceは2004年以来ブリティッシュ・カウンシルが主催する、国際教育分野におけるシニアレベルのリーダーを対象とした会議で、高等教育の未来に関する議論やネットワーキングの場となっています。
植木理事・副学長は、22日の‟Can we build new models of collaborative science partnerships to deliver the SDGs?” (持続可能な開発目標達成のための新たなサイエンス・パートナーシップモデルの構築)をテーマとしたセッションに登壇しました。
植木理事・副学長は、2011年に発生した東日本大震災以来、災害科学国際研究所を中心に本学が災害科学分野で貢献を続けていることを紹介し、自然災害は環太平洋地域において特に深刻な問題であるが、気候変動等の影響であらゆる地域で災害が増えているため、全世界が協力し対応していくべき課題であると述べました。
また、本学が2012年の創設時より参画し、本年度の共同議長を務めている日英大学間連携プログラム Japan-UK Research and Education Network for Knowledge Economy Initiatives(RENKEI)についても紹介しました。RENKEIは多様なセクターが集まり社会貢献を目指し活動するコンソーシアムで、RENKEIの活動における優先課題である「気候変動(Climate Change)」及び「健康(Health)」はSDGsの重要なテーマでもあると説明し、RENKEIの意義を強調した上で、若手研究者の育成に一層力をいれていくという意欲も述べました。
本セッションには、ブラジル、香港、インドネシアの大学や研究財団からもパネリストが登壇し、各機関のSDGsに関連する取組や研究ファンドについて紹介しました。質疑応答も活発に行われ、充実したセッションとなりました。
Going Global Conferenceについてはこちら(英語のみ)
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【発表を行う植木理事・副学長】
【登壇者との集合写真】
問い合わせ先:
国際連携部国際企画課国際連携係
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