国立陽明交通大学学長一行が本学を訪問しました

【MOUへの署名(左から、Chi-Hung Lin学長と大野総長)】

6月5日(月)、国立陽明交通大学よりChi-Hung Lin学長他ご一行が本学を訪れ、両大学の連携を強化するMOUへの署名式、大野総長との面談や本学執行部との協議、及びジョイントラボラトリーにおけるワークショップや視察訪問等を行いました。

MOUの署名式では、大野英男総長、小谷元子理事・副学長、植木俊哉理事・副学長、山口昌弘副学など、国立陽明交通大学からはChi-Hung Lin学長、Jenn-Hwan Tarng上席副学長、Chien Chou上席副学長などの出席のもと、和やかな雰囲気の中、両大学長による署名が行われました。また、新装されるリエゾンオフィス等の看板の除幕式も合わせて行われました。このMOUの締結により、これまで部局ごとに設置されていたリエゾンオフィスが統合され、大学間の連携の一層の強化が目指されることになります。

続いて行われた大野総長とLin学長による面談、及び午後に実施された執行部同士の協議では、両大学の連携について交流分野と交流の形態の双方において協力を強化することで一致しました。具体的には、これまでジョイントラボラトリーの取組において研究交流を中心に進められてきた工学と歯学・医学分野から、人文社会系を含める幅広い分野での交流へ、交流の形態については、研究交流の一層の充実とともに、半導体分野のインターンシップを含む学生交流の促進を進めることで合意されました。

また、一行は、本学滞在中、次世代放射光施設「ナノテラス」や災害科学国際研究所、及び東北大学病院を視察したほか、午後に開かれたジョイントラボラトリーのワークショップでは、半導体、医工学、歯学及び医学の分野において基調講演と研究発表が行われ、活発な質疑応答が続きました。

今回の来訪を契機とし、今後、国立陽明交通大学との交流が一層の発展を遂げることが期待されます。

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※ジョイントラボラトリーのワークショップの詳細はこちら

 

【署名式後の集合写真】