東北大学国際法政策センターの開設を記念したセミナーを開催いたしますので、ご案内申し上げます。
近年、世界情勢は不安定化を増し、安全保障問題、資源エネルギーの確保など、国境を越えた外交努力が求められ、かつ、自然災害、パンデミックといった世界規模の社会問題に直面しています。
1907年の創設以来、世界をリードする研究成果を通じた社会貢献の歴史を持ち、2022年に法文学部設置から100周年を迎えた東北大学は、その「総合知」をもって人類が直面する課題解決に貢献することが研究第一主義を掲げる総合大学としての責務であると考え、「国際法政策センター」を開設します。
同センターでは、国際法・国際政策を切り口に、専門的知見を社会に対して広く発信するとともに、国際司法機関による国際紛争の平和的解決や、国連やWHO(世界保健機関)等の専門機関における国際ルールの策定に際し、日本がどのように貢献すべきかといった政策提言を行います。
センター開設を記念した本セミナーでは、元国際刑事裁判所裁判官であり国際人権法・刑事法の専門家である尾﨑久仁子特任教授(客員)に講演をいただきます。セミナーにはどなたでもご参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしております。
■開催日時: 2023年3月23日(木)14:00~15:30
■開催形態:会場(対面参加)+オンライン(Zoom)
会場:東北大学片平キャンパス 知の館 3F講義室
https://www.tohoku.ac.jp/map/ja/?f=KH_Z05
オンライン:Zoom
■プログラム
センター開設趣旨説明:植木 俊哉 氏
(東北大学 理事・副学長、国際法学会代表理事、世界法学会理事長)
開設記念講演「国際刑事裁判所の役割と課題(仮)」:尾﨑 久仁子 氏
(東北大学 特任教授(客員)、元国際刑事裁判所裁判官)
<講師略歴>
英オックスフォード大学ベリオルカレッジ修了。
東北大学法学研究科教授として国際法を担当した後、日本人で2人目となる国際刑事裁判所裁判官を務める。国際人権法・刑事法の専門家として活躍中。
■参加申込
https://forms.gle/KbMobCitL1wZ9nVh8
※上記URLから2023年3月21日(火)23:59までにお申し込みください。
お申し込みの方全員にセミナー前日にオンライン参加用URLをお送りいたします。
会場参加でお申し込みの方で当日発熱や体調のすぐれない方はオンライン参加をお願いいたします。
■定員:会場先着40名、オンライン先着500名
■主催:東北大学国際法政策センター
■お問合せ:東北大学国際法政策センター
E-mail: cilp@grp.tohoku.ac.jp