本学教員・学生がRENKEIウィンタースクールに参加しました

本学が加盟する日英大学間連携プログラムJapan-UK Research and Education Network for Knowledge Economy Initiatives(RENKEI)は、本年設立10周年を迎え、その記念事業として気候変動分野における若手研究者交流プログラムを実施しています。当該事業のメインイベントとして、11月28日~12月2日に京都大学においてウィンタースクールが開催され、本学から3名の若手研究者(博士課程後期3年の課程の学生)及びメンター役となるシニアレベルの教員1名が参加しました。

ウィンタースクールにおいては、”Future climate risks, and building adaptation and resilience to them”(将来の気候危機、適応、レジリエンス)をテーマとし、専門家による講義やワークショップ、日吉ダムや嵐山へのフィールドトリップが行われました。また、研究助成(シードファンド)企画も実施され、本学学生のパオラ・フォンタネッラ・ピサさんが研究責任者を務め、工学研究科 小森大輔准教授がメンターを務める研究提案が1位で採択されました。

ウィンタースクール閉幕の後、英国の大学の若手研究者3名が仙台を訪れ、メンターを務める工学研究科 風間聡教授及び小森准教授の引率の下、東日本大震災の被災地視察や災害科学国際研究所訪問、土木工学分野の研究者とのディスカッション等を行いました。

本事業を通じ、RENKEIの優先研究テーマとなっている気候変動分野の研究者が協力関係を深め、RENKEIパートナーシップがより一層強化されることが期待されます。

 

 

 

 

 

 

(嵐山へのフィールドトリップ)

 

 

 

 

 

 

(プレゼンテーションを行うパオラ・フォンタネッラ・ピサさん)

 

 

 

 

 

 

 

(災害科学国際研究所訪問)

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