仙台城「御裏林( おうらばやし)」を未来へ受け継ぐ
ごあいさつ
東北大学植物園は、1958年に研究と教育のために設立された自然植物園です。面積は52万m²で、日本の大学の植物園としては最大の敷地面積があります。植物園のある地は、慶長5年(1600年)に伊達政宗が築城を開始した仙台城の御裏林(おうらばやし)、通称「青葉山」として、防備上の理由から数百年にわたり人手が加えられることが少ない状態で現在まで引き継がれてきました。そのため、都市近郊にもかかわらず、仙台地方の丘陵地の自然植生であるモミの美林をはじめ、貴重な自然生態系が遺されており、国指定天然記念物「青葉山」に指定されています。太古の森の面影を残す森に、四季折々の花が咲くこの地は、杜の都「仙台」の象徴ともいえる場所です。また、園内には本丸の水源である「御清水(おすず)」(非公開)、蒙古の碑、堀切など史跡も遺されています。
しかし、近年、地球温暖化と都市化などの影響により、マツ枯れやナラ枯れの大量発生による急速な植生遷移、豪雨、強風による土砂崩れや倒木の頻発など、かつてはなかった新たな問題が発生し、江戸時代から続く貴重な自然生態系を適切に維持管理し、保全することは徐々に困難になっています。本基金は、天然記念物「青葉山」という先人からの貴重な自然遺産を次世代に継承し、さらにこの自然を大学の研究教育、一般社会教育に資することを目的とするものです。
皆さまにおかれましては、本基金の目的をご理解の上、今後ともご厚意、ご支援を賜りたく存じます。
ご寄附の方法
本基金に関する寄附の手続きは東北大学基金事務局にてお受けします。
寄附の方法は「個人の方」と「法人・団体の方」で異なります。詳細は下記をご確認ください。
個人としてお申込みをいただく場合
クレジットカード・郵便振替・銀行振込をご利用いただけます
クレジットカード決済をご希望の方は、東北大学基金ウェブサイトからお申込みください。
東北大学基金ウェブサイトの寄附申込フォーム内にて、寄附の方法、寄附の目的をご指定ください。
寄附の目的は「植物園未来基金(特定基金)」をご選択ください。
東北大学基金ウェブサイトからお申込みの場合
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/kikin/japanese/
[ 税法上の優遇措置 ] 税務署に確定申告をいただくことにより、税制上の優遇措置を受けることができます。
法人としてお申込みをいただく場合
お申込書をお送りいたしますので、東北大学基金事務局までご連絡ください
[ 税法上の優遇措置 ] 寄附金額全額を損金に算入することができます。
東北大学基金からの顕彰・特典
東北大学基金ウェブサイトへの芳名の掲載
東北大学基金ウェブサイト「寄附者芳名帳」等にお名前を掲載いたします。
ただし、「お名前の公表を希望しない」旨のご連絡をいただいた方については、掲載いたしません。
東北大学ロゴマークのオリジナルシールを贈呈
蒔絵風の写し絵シールを台紙に貼ってお届けします。
賞および記念プレートの贈呈ご寄附金額に応じて賞を贈呈
功労賞以上の賞を受け取られた寄附者様に以下の特典を用意しています
寄附者顕彰銘板への芳名の掲載
東北大学片平キャンパス内エクステンション教育研究棟に設置している「東北大学基金寄附者顕彰銘板」に掲載させていただきます。
「感謝のつどい」へのご招待
総長をはじめとした本学関係者との交流・意見交換を目的とした「東北大学基金感謝のつどい」へご招待いたします。
東北大学萩友会プレミアム会員としての特典
広報誌の送付、大学主催のイベントへご招待いたします。
種 別 | 個 人 | 法 人 |
---|---|---|
栄誉功労賞 | 3,000万円以上 | 1億円以上 |
特別功労賞 | 1,000万円以上 | 5,000万円以上 |
功労賞 | 100万円以上 | 1,000万円以上 |
特別功績賞 | 50万円以上 | 500万円以上 |
功績賞 | 10万円以上 | 100万円以上 |
貢献賞(植物園独自) | 1万円以上 | 10万円以上 |
植物園未来基金からの顕彰・特典
貢献賞以上を受け取られた寄附者様に以下の特典を用意しています。
寄附者顕彰銘板への芳名の掲載
東北大学植物園内に設置している「東北大学植物園未来基金寄附者顕彰掲示板」に掲載させていただきます。
(掲示をご承諾された方のみ)さらに、功績賞以上の賞を受け取られた寄附者様には以下の特典を用意しています。
「 特別行事」へのご招待
非公開地域を含む園内特別ガイドツアーなどへご招待いたします。希望者には特別行事の際にご案内いたします。
基金の用途
皆様からの貴重なご寄附は、主に天然記念物「青葉山」の保全と教育・研究活動の用途に活用させていただきます
- 「青葉山」の保全活動
- 「青葉山」をフィールドとした大学および社会教育活動
- その他、植物園として維持管理・機能強化を行うために必要とみとめた内容
- 「青葉山」をフィールドとした研究活動および研究支援活動
- 「青葉山」の一般公開促進につながる活動
寄附の方法・特典などに関するお問合せ先
東北大学基金事務局(東北大学総務企画部社会連携課内)
〒980-8577 仙台市青葉区片平二丁目1 – 1
TEL:022-217-5058 / 022-217-5905
E-MAIL: