繁田真爾

繁田真爾 SHIGETA Shinji
1980年生、博士(文学)〔早稲田大学、2016年〕

日本思想史の視点から「近代と悪」の問題を再考!

日本学術振興会特別研究員として本講座に所属する繁田先生は、名門・早稲田大学で梅森直之先生、そして戦後日本の「民衆思想」研究を代表する存在たる安丸良夫先生(1934-2016)に学び、明星学園中学高等学校教諭を経て、2019年4月から日本学術振興会特別研究員として東北大学に来ました。本講座では「日本研究基礎論」を担当しており、日本学を学ぶものに欠かせない戦後のこの列島の思想空間を概観的に伝えています。かつて「煩悶青年」と自称した繁田先生は現在、日本における「死刑」の語り方と歴史を研究していると同時に、近藤俊太郎、名和達宣、碧海寿広、山本伸裕と並べて、清沢満之(1863-1903)に焦点を当てる第一人者です。

主要業績
『「悪」と統治の日本近代―道徳・宗教・監獄教誨』(法藏館、2019年)
「方法としての〈清沢満之〉の可能性」(『現代と親鸞』35、2017年)
「吉田久一」(O. クラウタウ編『戦後歴史学と日本仏教』法藏館、2016年)