大学の世界展開力強化事業(ロシア)日露高等教育シンポジウムを開催

2016年3月2日(水)、ホテルメトロポリタン仙台にて「大学の世界展開力強化事業(ロシア)日露高等教育シンポジウム」を開催しました。

東北大学は2014年度「大学の世界展開力強化事業(ロシア)」に採択され、採択大学における幹事校の役割も担っています。

シンポジウムに先立ち、初めに里見進総長が主催者として挨拶を述べた後、文部科学省高等教育局高等教育企画課国際企画室長 松本 英登氏より採択プログラムへの期待を込めた挨拶をいただきました。

次に基調講演として外務省欧州局日露経済室兼ロシア交流室首席事務官 松尾 浩樹氏より「政治」「経済」「文化」「青年交流」など様々な角度から日露の交流の現状と展望について解説いただきました。

本シンポジウムでは、“How to create innovative leaders for new Japan-Russia relations”をテーマに、各採択大学が事業への取組み状況を紹介したほか、本学の採択プログラムの連携校であるロシアのモスクワ大学、ノボシビルスク大学、ロシア科学アカデミーシベリア支部の代表者を迎え、各機関における国際化の取り組み状況や日露の学術交流についてご講演いただきました。

なお、当日は午前中に同ホテルにて「大学の世界展開力強化事業(ロシア)採択校連絡会」及び「日露学長会議実行委員会幹事会」も開催し、ロシアとの学術交流を積極的に行っている各大学の代表や担当教職員が一同に会し、日露の学術交流の推進における課題やその解決策、目標などについて活発な意見交換が行われました。

主催者挨拶を行う里見総長
主催者挨拶を行う里見総長
 発表を行うノボシビルスク大学Mikhail Lavrentiev副学長
発表を行うノボシビルスク大学Mikhail Lavrentiev副学長
採択校連絡会の様子
採択校連絡会の様子