国立台北科技大学長ご一行が本学を訪問しました

2022年10月6日(木)、国立台北科技大学から王錫福(ワン・シーフー)学長を代表とする4名の代表団が本学を訪れ、大野総長への表敬訪問及び本学執行部との協議のほか、次世代放射光施設「ナノテラス」などの施設訪問を行いました。

表敬訪問の冒頭、大野総長から王学長に対し、2019年の大学間学術交流協定の調印式以来の再会を嬉しく思う旨が述べられました。また、東日本大震災以降、本学は災害復興を積極的に推進してきたことや、「グリーン未来創造機構」の創設により今後はさらにあらゆる災害にレジリエントなグリーン未来社会の構築を目指す旨が述べられました。また、当日午後に一行が青葉山新キャンパスに建設中の次世代放射光施設「ナノテラス」を訪問することに触れ、当該施設がリサーチコンプレックスの中心になることが期待されていると今後の展望が語られました。

続いて王学長から、長期間に渡り構築してきた本学多元物質科学研究所との強固な関係は大変重要であり、今後は工学研究科を始めとする他分野にも連携を波及していくことを願う旨が述べられました。また、大野総長による次世代放射光施設「ナノテラス」の説明との関係で、台湾の新竹市にある放射光施設についても紹介がありました。

表敬訪問の後は両大学執行部による面談が行われ、両大学の概要、主要な取組についての紹介、共同研究や学生交流など今後の協力可能性について協議を行いました。

また、王学長一行は、工学研究科、多元物質科学研究所のクライオ電子顕微鏡や「ナノテラス」を訪問し、担当教員と意見交換を行いました。

国立台北科技大学による大学紹介
工学研究科にて今後の連携に関する意見交換
多元物質科学研究所にてクライオ電子顕微鏡の視察
次世代放射光施設「ナノテラス」前にて集合写真