インドネシア同窓会が本学創立115周年を記念してオンラインセミナー「Let’s Study at Tohoku University」を開催しました

2022年5月28日、東北大学創立115周年を記念して、「東北大学インドネシア同窓会」及び現在本学に在籍するインドネシア人留学生の企画・主催によるオンラインセミナー「Let’s Study at Tohoku University」が開催されました。本セミナーでは、本学の留学プログラムや奨学金情報及び卒業後のキャリア等の紹介が行われ、222名のインドネシアの高校生等が参加しました。

冒頭、東北大学インドネシア同窓会長であるインドネシア大学のスリ・ハルジャント教授(2002年工学研究科にて博士号取得)及びハル・オレオ大学のムハンマド・ザムルン・フィリフ学長(2008年理学研究科にて博士号取得)による挨拶の後、大野英男総長によるビデオメッセージでは、本学の建学の理念や地球規模の課題に関する最新の取組みが紹介され、東北大学は皆さんがそれぞれの夢を叶えるための舞台を用意するとの歓迎の意が伝えられました。

その後、本学グローバルラーニングセンターの渡邉由美子特任教授から留学生受入れプログラムの紹介、在インドネシア日本国総領事館から政府奨学金に関する説明が行われ、本学在学生や同窓生からも、各々の経験に基づいた奨学金制度や本学の研究環境に関する詳細な紹介が行われました。環境科学研究科に在籍するアグニ・リリ・アリヤンティさんは、奨学金の獲得においてはまずは自分を信じることが最初のステップとして重要だと強調し、理学研究科の修了生で現在はインドネシアで研究者として活躍するアハマド・リドワン・トレスナ・ヌグラハさんは、東北大学での研究生活によりインドネシアの他研究者にはないスキルを身に付けることができたと語りました。

セミナーの参加者からは、奨学金情報の取得方法や日本での具体的な生活などについて多くの質問が寄せられ、これに対して同窓生や現役留学生が一つ一つの質問に対し丁寧に回答しました。セミナーの最後には東北大学のグッズが当たる抽選も行われ、盛況のうちに終了しました。

本学在学生による奨学金情報・日本での生活等の紹介
本学同窓生による卒業後のキャリア紹介