2022年4月14日(木)、駐日トルコ大使館のコルクット・ギュンゲン大使が来訪し、大野英男総長への表敬訪問を行いました。
大野総長は、大使一行の訪問を歓迎するとともに、トルコも日本と同様地震の多い国であることに触れつつ、スーパーコンピュータを活用した津波浸水・被害推計システムの構築や仙台防災枠組及び防災ISO等の国際的な防災基準の策定など、災害科学分野における本学の取組を紹介しました。また、今後トルコとの間において、災害科学を含む多様な分野で大学間交流が進むことを期待していると述べました。
ギュンゲン大使は、東日本大震災の震災遺構視察に関する所感を述べ、大野総長が言及した本学の取り組みに関心を示すとともに、自然災害に対するリスクマネジメントの取組を広げていきたいと語りました。また、日本とトルコの関係においては科学技術やエネルギー分野での協力がとりわけ重要だと考えており、東北大学とは研究を通じた国際交流を継続していきたいと述べました。
大使は大野総長との面談後、本学公共政策大学院にて、日本・トルコ関係やトルコの概要に関する講義を行いました。
ギュンゲン大使と大野総長の面談の様子