東北大学‐ロレーヌ大学共同研究ファンドプロジェクト中間報告会2022を開催しました

2022年2月15日、東北大学とロレーヌ大学(フランス)は、東北大学‐ロレーヌ大学共同研究ファンドプロジェクト中間報告会2022をオンラインで開催しました。このイベントは昨年3月にオンライン開催された第一回に続き第二回目の中間報告会として開催されました。

Progress Reportsセッションでは、ロレーヌ大学のPierre Mutzenhardt学長の開会挨拶に続き、2020年度に採択された3つの共同研究プロジェクトとシードマネーを得た1プロジェクトの代表者から研究進捗状況とこれまでの成果、今後の展望がそれぞれ報告されました。各プロジェクトのセッションでは、若手研究者による顕著な研究成果も発表されました。本学から大野英男総長、小谷元子理事・副学長(研究担当)、植木俊哉理事・副学長(国際展開担当)、山口昌弘副学長(国際戦略担当)、ロレーヌ大学からPierre Mutzenhardt学長、Karl Tombre副学長(国際担当)、Frédéric Villiéras副学長(研究担当)、Nathalie Fick国際部長を含め、約50名の両大学研究者・大学院生が参加しました。

新型コロナウィルス感染症の影響により一昨年来物理的な往来が制限され、研究計画の変更が余儀なくされて久しい中、各プロジェクトはオンラインを最大限に活用して議論を深め、困難な中でも着実に研究成果をあげている様子が報告されました。この困難な状況を経験したからこそ、対面で研究交流をする意義と重要性を再認識しているとのプロジェクトからのコメントもありました。

閉会挨拶では、東北大学の大野総長とロレーヌ大学のMutzenhardt学長より、本事業4つのプロジェクトへの継続支援が発表されました。両大学は、引き続き共同研究ファンドによる支援を通じて両大学の共同研究の深化と発展を支援していきます。

参考:Progress Reports Meeting 2022プログラム