2021年10月30日（土）、中華人民共和国駐新潟総領事館、魯迅文化基金会及び中国国際教育テレビ局の主催により「魯迅生誕140周年記念中日オンライン交流会―魯迅と藤野先生―」が開催されました。
中国の文豪魯迅先生は東北大学医学部の前身である仙台医学専門学校で学びました。この縁から、本学を代表して山口昌弘副学長がこの交流会に出席し、講演を行いました。山口副学長は、本学が最初期の留学生である魯迅を端緒として、今日に至るまで多くの中国人留学生を受け入れるとともに、中国の大学と活発な交流を行ってきたことを紹介しました。また、魯迅を指導した藤野厳九郎教授に触れ、魯迅と藤野先生の関係性とその精神は時空を超えた友情のモデルであると述べ、今後も新しい世代の友情を育んでいきたいと話しました。
この交流会では、山口副学長の他に、魯迅の孫であり魯迅文化基金会会長の周令飛氏、人民中国雑誌社編集長の王衆一氏、日本中国友好協会宮城県連合会会長で仙台魯迅研究会理事長の車田敦氏による講演が行われ、日中あわせて約200人が視聴しました。
