東北大学/モスクワ大学/日露青年交流センター共催の「モスクワ大学への日本人学生100名派遣」プログラムが、モスクワ大学において、2014年3月16日(日)から22日(土)の7日間の日程で行われ、全国から選抜された国公私立32大学の学生100名が参加しました。
同プログラムは、昨年4月に安倍首相がモスクワを訪問した際、モスクワ大学のサドーヴニチ学長から日本人学生100名の受け入れについて提案があったことに端を発し、昨年10月10日にモスクワ大学で開催された第4回日露学長会議のコミュニケに採択され、実施に至りました。
期間中は、ロシア人学生と日本人学生が「アニメ」、「メディア」、「芸術」、「文化(茶道)」をテーマにした交流を行ったほか、モスクワ大学構内においての教育プログラム、トレチャコフ美術館やバレエ『白鳥の湖』鑑賞など、ロシアの文化に触れ、ロシアをより深く理解するための日程が組まれました。また、ロシア人学生と日本人学生による「ロシアと日本:青年協力の拡大」を全体テーマとした意見交換も行われました。
参加した学生からは、あまり馴染みがなかったロシアという国に親しみが湧き、理解が深まったという感想が多く寄せられ、最終日のスピーチでは、今回できたロシア人学生とのつながりを大切にし、今後も日露交流の発展に努めたいとの意見が出されました。