2021年6月23日(水)、中国の北京郵電大学との大学間学術交流協定更新にかかる調印式をオンラインで開催しました。オンラインによる大学間学術交流協定の調印式は本学初となります。
北京郵電大学は、情報通信工学の分野において中国でもトップクラスの実績を有しており、卒業生は大手通信企業や世界的IT企業に就職する等、就職力向上にも力を入れています。本学とは情報科学や工学の分野を中心とした交流を続けており、2010年に大学間協定を締結して以降、近年でも両大学が代表となり日本学術振興会の日中韓フォーサイト事業に採択されるなど、着実に実績を重ねてきました。
調印式には、北京郵電大学から徐 坤(XU Kun)国際担当副学長、苏 菲(SU Fei)人工知能学部副学部長ら5名が、本学から山口昌弘副学長、湯上浩雄工学研究科長、加藤寧情報研究科長ら4名が出席し、互いに大学概要や今後の交流に関する展望を紹介しました。
徐副学長からは、「東北大学とは共同研究や学生交流を通じて高い水準での交流を続けてきました。これからは人材育成、共同研究、相互訪問、教員育成の4つの観点からさらに交流を深めていきたいです。」と挨拶がありました。また、山口副学長も「協定更新によって日中両国を将来に渡って橋渡しする人材を育成し、将来における協力関係が強化されることを願っています。」と応じ、両大学のますますの交流発展への期待を示しました。
※画面上部写真:集合写真(左上から時計回りに署名した協定書を掲げる山口副学長、北京郵電大学出席者、湯上工学研究科長、加藤情報科学研究科長)