東北大学ーロレーヌ大学共同会議2021を開催しました

2021年3月4日、東北大学とロレーヌ大学(フランス)は、東北大学‐ロレーヌ大学共同会議2021をオンラインで開催しました。このイベントは、2019年10月にロレーヌ大学で行われた第一回の共同ワークショップを受け、2020年秋に本学で第二回を開催予定でしたが、コロナ禍の現状をふまえ、オンラインによる開催となりました。

クローズドで行われた第一部のPartnership Meetingでは、“Promoting Universities’ Internationalization in Light of the COVID-19 Pandemic”をテーマとする両大学からのプレゼンテーションの後、コロナ禍における両大学の学生交流、研究交流推進の方策について活発な意見交換が行われました。本学からは大野英男総長、小谷元子理事・副学長(研究担当)、植木俊哉理事・副学長(国際展開担当)、山口昌弘副学長(国際戦略担当)、末松和子総長特別補佐(国際交流担当)が、ロレーヌ大学からは、Pierre Mutzenhardt学長、Karl Tombre副学長(国際担当)、Frédéric Villiéras副学長(研究担当)、Clotilde Boulanger副学長(博士戦略担当)、Nathalie Fick国際部長がそれぞれ参加しました。

第二部のMatching Fund Projects’ Progress Reportsセッションでは、本学の大野英男総長、ロレーヌ大学のPierre Mutzenhardt学長、駐日フランス大使館Didier Marty-Dessus参事官からの開会挨拶に続き、2020年度に採択された3つの共同研究プロジェクトとシードマネーを得た1プロジェクトの代表者から、研究進捗状況と今後の展開がそれぞれ報告されました。第一部参加者に加えて、約50名の両大学研究者・大学院生が参加しました。

新型コロナウィルス感染症の影響により昨年来物理的な往来が制限され、訪問予定の延期や中止など研究計画の変更が余儀なくされている中ではありますが、プロジェクトの採択グループはオンラインを活用して議論を深め、実験方法を変更するなど新しい様式の中でプロジェクトごとに柔軟に対応し、困難な中でも着実に研究成果をあげている様子が報告されました。

本学では、引き続き共同研究ファンドによる支援を通じて両大学の共同研究の発展を支援していきます。

参考:Joint Conference 2021プログラム

 

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