大学の世界展開力強化事業によるロシアへの学生派遣プログラム「2017春TUCPR」を実施

 本学は平成26年度大学の世界展開力強化事業(ロシアとの大学間交流形成支援)に採択されたことを受け、ロシアのモスクワ大学、ノボシビルスク大学及びロシア科学アカデミーシベリア支部、極東連邦大学及びロシア科学アカデミー極東支部との共同教育プログラムを開発・実施しています。

 平成26年度にはノボシビルスク大学で、平成27年度にはモスクワ大学で、学部1,2年生を対象とした異文化体験型学生交流プログラムTohoku University Cross-Cultural Program with Russia (TUCPR)を実施しましたが、今年度はノボシビルスク大学人文学院の協力の下、平成29年3月11日~3月24日に再びノボシビルスクで実施し、本学の学生15名が参加しました。

 参加学生は、ロシア語、ロシア文化等の講義、バレエ鑑賞、ロシア科学アカデミーシベリア支部の研究所見学、ノボシビルスク大学キャンパス内の学生寮での生活などを通し、ロシアへの理解を深めました。また、シベリア・北海道文化センターを訪問し、日本語学習者と交流の機会を得ました。

 プログラム中は、ノボシビルスク大学の学生がほぼ毎日行動を共にし、本学学生をサポートするなど、日露の学生交流の時間が多く設けられていることが特徴で、協働でプロジェクトワークを行うなどの共修環境が提供されました。

 参加学生は自国では得られない貴重な体験を通じて、ロシアに対する知見を広げ、日露交流の意義と重要性を学び、今後、両国の将来を担う学生同士の相互理解を深めました。

オビ川の鉄道橋見学
オビ川の鉄道橋見学
閉講式
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