ELyT MaX協定書に調印

2015年10月27日(火)、ELyT MaX (Engineering & Science, Lyon-Tohoku joint laboratory for Materials and Systems under Extreme Conditions) 協定書調印式が開催され、本学からは里見進総長、植木俊哉理事、伊藤貞義理事のほか、関係者28名が出席しました。

ELyTとは、本学、フランス国立科学研究センター(CNRS)、フランス国立応用科学院リヨン校(INSA Lyon)、リヨン中央理工科学校(ECL)の4機関で、CNRSのLaboratoire international associé (LIA) の枠組みを用いた研究組織であり、2008年12月の結成以降、共同研究、ワークショップ、サマースクール等を開催し、強固な研究協力を進めてきました。今後は、CNRSの正式な国際研究組織Unité mixte international (UMI) の枠組みを用いた長期滞在型の研究ユニットELyT MaXとしてCNRS、リヨン大学、東北大学の間で研究協力を継続していくものです。

調印式では、Jacques Maleval在日フランス大使館科学参事官の挨拶に続き、里見総長、CNRS東京事務所のPhilippe Codognet代表、Lyon大学を代表してINSA-LyonのMarrie-Pierre Favre副学長、ECLよりPhilippe Kapsa教授が挨拶したあと、INSA LyonのJean-Yves Cavaille教授よりELyT MaXの紹介等が行われるとともに、今後の研究交流の活性化並び共同研究推進を目的とした協定書に里見総長が署名いたしました。調印式後には、産学連携先端材料研究開発センター(MaSC)、工学研究科小川和洋教授の研究室を訪問し、本学の最先端の研究を視察しました。

今後は、フランス人研究者、ポスドク、大学院生等が日本側の研究者・学生と共同研究を実施し、多くの世界的な研究が生み出されることが期待されます。