APRU-IRIDeSサマースクールを開催

里見総長とトレメワンAPRU事務局長
里見総長とトレメワンAPRU事務局長

東北大学(世話部局:災害科学国際研究所)は、2013年4月よりAPRU(環太平洋大学協会)におけるマルチハザードプログラムのハブ機能を務めています。 このたび、7月23-25日に「東日本大震災からの教訓と将来の防災」というテーマで、東北大学においてサマースクールを開催(9か国から31名参加)しました。

2日間のセミナーと被災地巡検を行い、セミナーでは、災害科学国際研究所の教員をはじめとする国内外の研究者による講義が行われ、 東日本大震災の経験をもとに、様々な角度から震災の影響や復興などについて学ぶとともに、アメリカの地震予測とチリ地震からの事例などが発表されました。また、仙台市及び多賀城市の職員が、復興に向けての取り組みや市の防災対策について講演しました。 参加者からは、多くの質問がなされ、大震災からの復興や日本の防災対策への関心の高さが示されました。

2日目の午後には、「キャンパスにおける防災対策」というテーマでグループ討議が行われ、各大学において、それぞれが防災対策に取り組むことの重要性が確認されました。

東北大学は、今後もAPRUの大学間ネットワークを通じて、マルチハザードプログラムにより、国際的に大学等機関の防災能力向上のために貢献していきます。

セミナーでのディスカッション
セミナーでのディスカッション
グループ討議
グループ討議
被災地巡検
被災地巡検