フットボールスタジアムでの調印式(中央左:里見総長、中央右:Royce Engstrom学長)
2016年9月22日(木)、東北大学・里見進総長とモンタナ大学・Royce C. Engstrom学長との間で、大学間学術交流協定が締結されました。モンタナ州ミズーラ市の同大アメリカンフットボールスタジアムで行われた調印式は、モンタナ大学の関係者や、本年3月に仙台で開催された東北大学-モンタナ大学マンスフィールドセンター共催シンポジウムにも出席した専門家や経営者等も多数招かれ、盛大に執り行われました。フットボールスタジアムを利用した調印式は同大学にとっても初めてのことです。
また、調印式に先立ち、里見総長は同大学幹部等と朝食会議やプログラムセッションを行い、データサイエンス分野やバイオメディカル分野での研究交流や産学連携、全学的な学生交流の推進の他、リーダーシップ研修の検討など、様々な交流の形態につき意見交換を行いました。
モンタナ大学は、1893年創立された総合大学であり、特に、ジャーナリズムに関する研究が盛んなことでも知られ、多くのピュリッツァー賞受賞者を輩出しています。また、1977年から1989年まで駐日米国大使をつとめたマイク・マンスフィールド氏の出身大学であり、同氏の名を冠した公共政策に関する研究組織、The Maureen and Mike Mansfield Centerも設置され、米国とアジアにおける交流プロジェクトが推進されております。本協定の締結により、様々な分野での連携・協力が進むことが期待されます。