2013年10月31日(木)、中根猛在ドイツ連邦共和国特命全権大使及び奥山恵美子仙台市長ご臨席のもと、 東北大学里見進総長は、かねてより学術交流のあるドイツ・ケムニッツ工科大学アーノルド バン ザイル学長と、 大学間学術交流協定を締結しました。
調印式には、ケムニッツ工科大学アンドレアス シューベルト副学長、原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)小谷元子機構長、江刺正喜教授、また、2007年AIMR設立時よりケムニッツ工科大学から招聘しているトーマス ゲスナー主任研究者、電気通信研究所末光教授、在日ドイツ大使館アンドレアス キルヒナー参事官(科学技術担当)、さらには、フラウンホーファー各研究所及びドイツ・ザクセン州代表者らが同席しました。
ケムニッツ工科大学は、1836年に創立され、旧東ドイツのザクセン州に位置し、学生10,000名以上、職員2,000名以上を有し、高度な科学技術力を有する学際的・革新的大学のひとつです。 AIMRを中心として、本学とケムニッツ工科大学及びフラウンホーファー研究機構の三者間でのMEMS分野における共同研究を進めています。このたび、東北大学とケムニッツ工科大学は、大学間学術交流協定を締結することにより、研究者交流のみならず、 学生交流などの教育交流も推進することとしています。
また、同日、仙台市、東北大学マイクロシステム融合研究開発センター、フラウンホーファー研究機構、フラウンホーファー日本代表部、 MEMSパークコンソーシアムの主催により、「仙台マイクロナノ国際フォーラム2013」が開催され、 MEMS技術を含むマイクロナノ分野の研究者・技術者による最先端の研究成果発表を行うほか、地域企業等による技術展示等が行われました。