東北大学×ワシントン大学
新たな包括的連携枠組み「Q-DREAM」調印式を実施しました

Q-DREAM 署名式:(左から)冨永悌二総長、ロバート J. ジョーンズ学長

2026 年 2 月 27 日(金)東京・丸の内ビルディングで、本学とアメリカ・ワシントン大学(以下、UW)が両大学の新たな包括的連携枠組みである「Q-DREAM」の調印式を行いました。本学より冨永悌二総長、植木俊哉理事・副学長(総務・国際・学術資源)、山口昌弘副学長(教育改革・国際戦略)らが、UW よりロバート J. ジョーンズ学長、アーマド・エゼディン国際担当部長、ナンシー・アルブリトン工学研究部長らが本調印式に出席しました。調印式の前には、学長面談が行われ、両大学が強みとする分野における更なる連携を行っていくことで合意しました。冨永総長より「東北大学とワシントン大学の協力関係は、30 年近くにわたり着実に進展してきた。この成功モデルをさらに広範な分野へと展開するため、新たな枠組み「Q-DREAM」を始動させることに合意したい。」と新たな枠組みに期待を示し、ジョーンズ学長は、「パートナ ーシップは一方的なものではなく、相互的に有益なものであることで初めて機能する。そして、個々の機関のみでは不可能な、大きく、影響力のある課題に互いに取り組むことで成立する。両大学が、多くの分野で共通する強みを有していることを喜ばしく思う。」と両大学の協力により国際的インパクトを生み出していくことを強調しました。
本学と UW は、1996 年に大学間学術協定を締結し、2017 年には、AOS(Academic Open Space)という連携枠組みを立ち上げ、様々な分野で研究マッチングを行い、共同ワークショップ、研究など研究者・学生交流を推進してきました。今回、掲げる新たな枠組み「Q-DREAM」はこれまでの連携をさらに拡大するものです。
Q-DREAM とは、Q(Quantum:量子)、DR(Disaster Resilience:災害科学)、EA(Engineering & Advanced manufacturing:工学、先端製造)、M(Medicine:医学)という今後両大学が連携する最もシナジーが高い4つの重点分野を指します。
国際的な共同研究の加速と社会的インパクトの創出をはじめ、学生及び研究者の相互交流プログラムを拡大し、両大学の国際的プレゼンス向上や外部資金獲得の拡大、産学官をつなぐイノベーション・エコシステムの構築に寄与することを目指します。特に、量子分野はすでに連携が展開されており、UWに本学の研究室を設置し、若手研究者を共同指導しつつ、共同研究を進めています。本学にも国際的量子マテリアル研究拠点を設置予定で、両大学の研究者が相互交流し、研究成果を生み出していく体制を構築します。
冨永総長は、「Q-DREAM構想は、両大学の今後の連携の柱を定める未来志向のパートナーシップです。両大学共通の強みである理・工・医の知を戦略的に活用することで、前例のないインパクトを創出できると確信しています。」と本連携により創出される効果へ期待を示し、ジョーンズ学長は、「両大学がそれぞれの優位性を持ち寄り、組み合わせることで、単独では不可能な、世界レベルでユニークかつ効果的な成果を生み出すことができます。このような強みの融合こそが急進的な協力の核心であり、本提携の最もエキサイティングな側面です。この「Q-DREAM」の始動を非常に喜ばしく感じています。」と両大学ならではの連携への期待を表しました。
今回の「Q-DREAM」調印式を皮切りに、互いが強みとする4つの重点分野における共同研究を推進し、両国内のみならず、国際社会に貢献してまいります。

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