【学長会談における冨永総長とマイケル・スペンスUCL学長】
2025年12月10日(水)から12日(金)にかけて、冨永悌二総長をはじめ、植木俊哉理事・副学長、山口昌弘副学長、中川敦寛副理事ら本学一行が、英国を訪問しました。
12月11日(木)は、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)を訪問し、神経科学分野の研究所を訪問するとともに、マイケル・スペンス学長との間で、今後の協力に関する会談を行いました。会談に引き続き冨永総長とスペンス学長は、両大学間の協力関係の強化に関する意向確認書(レターオブインテント)に署名し、両大学は、災害科学分野における共同大学院プログラムの設立に加え、神経科学および量子科学を新たな重点分野として、学術協力を推進していくことに合意しました。
また、同日には、若手研究者を含む両大学の研究者によるジョイント・ワークショップが開催され、生命科学、データ科学、材料科学、AIと眼科学、イノベーションなど、多様な分野を横断する学際的な議論が行われました。冨永総長とスペンス学長は参加者に向け、将来の連携において若手研究者が果たす重要な役割への期待を述べました。


同日夕方には、ジャパンハウス・ロンドンにおいて、本学と在英国日本大使館との共催によるレセプションが開催され、在英国の日本人研究者や企業関係者約80名が参加しました。冨永総長は、国際卓越研究大学の指定を受けた東北大学の取組を紹介するとともに参加者との懇談を行い、英国における学術・産業界とのネットワーク強化を図りました。

翌12月12日(金)には在英国日本国大使館を表敬訪問し、鈴木浩特命全権大使に対し、東北大学の取組を説明しました。大使からは、本学のゲートウェイカレッジに対する高い関心が示されると共に、国際卓越研究大学第1号としての取組について、今後の大学の模範となるよう、大きな期待が述べられました。

今回の訪英を通じ、東北大学とUCLの戦略的パートナーシップを新たな段階へ進めるともに、英国の高等教育機関全体との国際的な研究・人材交流のさらなる発展が期待されます。
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