2025年11月24日から26日、フランス・リヨンにおいて、日本学術振興会(JSPS)ストラスブール研究連絡センター主催のもと、本学、INSA Lyon、Centrale Lyon、科学技術振興機構(JST)の共催により「France-Japan Forum 2025」が開催されました。このフォーラムでは「Energy Transition and Materials –Experiments and multiscale modelling for improved performance and new applications–」をテーマに、放射光実験を含む革新的な計測技術、材料加工技術から数値シミュレーションなど幅広い研究が紹介されました。また、本学からは3名の研究者が最新の研究成果を発表し、陣内浩司教授と菊川豪太教授がコーディネーターとして企画に大きく貢献しました。
本学からはマリーピエール ファブル副学長・CGOが開会の辞を述べ、日仏学術交流の意義と更なる強化の重要性に言及しました。また、産業界も交えたラウンドテーブルでは、エネルギーの未来は「技術のポートフォリオ」として捉えるべきという共通認識のもと、日仏の強みを活かした学際・産学・国際連携の推進、学生の参画促進や人材育成などについて意見交換が行われました。
閉会にあたり、本学流体科学研究所丸田薫所長は、本フォーラムが新たなアイデア創出と長期的なパートナーシップ形成の場となったと総括しました。本学は、国際卓越研究大学として今後も国際的な枠組みを通じ、グローバル課題の解決に貢献する研究連携を推進します。
(フォーラムでの様子 左から圓山重直名誉教授、マリーピエール ファブル副学長・CGO、流体科学研究所丸田薫所長)

(集合写真)

